公開シンポジウム「ワンヘルスの実現に向けた生命科学研究の推進」
公開シンポジウム「ワンヘルスの実現に向けた生命科学研究の推進」 人々の活動は、地球温暖化や耐性菌の出現など、地球環境や生態系にかく乱をもたらしています。一方、人々の活動による地球環境や生態系の変容は、疾患を誘引し、健康長寿社会を阻むことが危惧されています。よって、健康長寿社会の実現には、ヒトの健康のみならず、ヒトや動植物を含めた地球全体の健全を一体化して捉える「ワンヘルス」の学理が必要です。
そこで、日本学術会議未来の学術振興構想の「学術の中長期研究戦略」として「ワンヘルスの実現に向けた生命科学研究のサステナブル循環システムの構築」を提案しました。この構想の実現に向けて、基礎医学・社会医学・臨床医学の学会が日本医学会連合TEAM事業の財政的支援を受けて、「ワンヘルスの実現を目指した生命科学研究の推進」(2024~2025年度)において領域横断的に連携して活動しています。
本シンポジウムでは、ワンヘルスに関する4つの課題、「ホメオスタシス(生体恒常性の維持と破綻)」、「エクスポソーム(環境との相互作用)」、「センシング(環境受容・応答)」、「デジタル(未病予測、新興感染症対策)」について、最新知見を紹介し論議することを通じて、情報と課題を共有し、有機的な連携を推進します。
イベント概要
| 開催日時 | 令和8(2026)年1月9日(金)13:00 ~ 17:35 |
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| 開催地 | 日本学術会議講堂(東京都港区六本木 7-22-34)(ハイブリッド開催) |
| 対象 | どなたでもご参加いただけます |
| プログラム |
第1セッション「ホメオスタシス」
第2セッション「エクスポソーム」
第3セッション「センシング」と「デジタル」
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| 申し込み | 参加費無料・事前申込要 以下のリンク先申込フォームより、申し込みください。 申込フォームへのリンク |
| 問い合わせ先 | ワンヘルスシンポジウム実行委員会 E-mail: onehealth2024teamp1(a)ml.toho-u.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。 |
| 備考 | 主催:日本学術会議基礎医学委員会機能医科学分科会 共催:一般社団法人日本医学会連合領域横断的連携活動事業(TEAM事業)「ワンヘルスの実現に向けた生命科学研究の推進」 |