開会挨拶

堀 正敏（日本学術会議第二部会員、東京大学大学院農学生命科学研究科教授）

司会：
髙井 伸二（日本学術会議連携会員、北里大学名誉教授）
水谷 哲也（日本学術会議連携会員、東京農工大学農学部東京農工大学ワンウェルフェア高等研究所教授）
石塚 真由美（日本学術会議連携会員、北海道大学獣医学研究院教授）

１．ダニ媒介感染症 −病原体（ウイルス・細菌・原虫）を運搬するダニ−

1-1.「マダニの科学」

中尾 亮（北海道大学獣医学研究院准教授）

1-2.「ダニ媒介感染症」

松野 啓太（北海道大学人獣共通感染症国際共同研究所准教授）

２．ヒトのSFTSウイルス感染

2-1.「我が国での初発から今日まで（SFTS の病態）」

鈴木 忠樹（国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所感染病理部長）

2-2.「ヒトの臨床所見：札幌での事例」

西篠 政幸（札幌市保健福祉局医務・保健衛生担当局長）

2-3.「治療薬開発の現状」

谷 英樹（富山県衛生研究所ウイルス部部長）

2-4.「ワクチン開発の現状」

海老原 秀喜（国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所ウイルス第一部部長）

３．野生動物のSFTSウイルス感染

3-1.「野生動物の増加と移動に伴うダニの生息域の拡大」

土井 寛大（国立研究開発法人森林総合研究所主任研究員）

3-2.「SFTS保有ダニの生息域は何故拡大するのか？」

高野 愛（山口大学共同獣医学部教授）

3-3.「SFTSの抗体調査：忍び寄るウイルスの浸淫度を知る」

前田 健（国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所獣医科学部長

3.4「病原体保有ダニの減少に向けて」

横山 直明（帯広畜産大学原虫病研究センター教授）

４．伴侶動物のSFTSウイルス感染

4-1.「ネコの病態はヒトよりも重症」

松鵜 彩（日本大学生物資源科学部教授）

4-2.「イヌとネコの実験感染」

朴 ウンシル（国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所獣医科学部主任研究員）

4-3.「動物病院の対応　応召義務とリスク回避策」

中川 清志（東京都獣医師会副会長）

５．総合討論

講演者と参加者との質疑応答

座長：
岡林 環樹（宮崎大学産業動物防疫リサーチセンター教授）
前田 健（国立健康危機管理研究機構国立感染症研究所獣医科学部長）

閉会挨拶

野田 岳志（日本学術会議第二部会員、京都大学医生物学研究所教授）