公開シンポジウム「歴史教育シンポジウムー新課程での大学入学共通テストと歴史教育ー」

 日本歴史学協会と日本学術会議史学委員会は、昨年まで8回にわたる歴史教育シンポジウムで、高校の歴史教育改革のために新学習指導要領で導入された「歴史総合」を多角的に検討してきた。今回のシンポジウムでは、新課程による初めての大学入学共通テスト実施を受け、大学教育との接続の視点から「歴史総合」「世界史探究」「日本史探究」の出題について検討するとともに、高校教育における共通テストの位置付けを考えてみたい。

イベント概要

開催日時 令和7(2025)年10月25日(土)13:00 ~ 17:00
開催地 一橋大学(東キャンパス)東2号館2201教室 (東京都国立市中2−1)(ハイブリット開催)
対象 どなたでも参加いただけます
定員 500人
プログラム
開会挨拶
若尾 政希(日本学術会議連携会員/大学共同利用機関法人人間文化研究機構理事 /一橋大学大学院名誉教授/日本歴史学協会委員長)
司会進行
林 佳世子(日本学術会議連携会員/東京外国語大学名誉教授)
平野 千果子(日本学術会議連携会員/武蔵大学人文学部特任教授)
学術会議報告
大橋 幸泰(日本学術会議第一部会員/早稲田大学教育・総合科学学術院教授)
報告
「歴史総合と大学入学共通テスト-変わったことと変わらなかったこと」
兼子 歩(明治大学准教授)
「歴史学者からみた日本史探究と大学入学共通テスト」
佐藤 雄基(立教大学教授)
「大学における歴史教育と大学入学共通テスト(世界史探究)」
割田 聖史(青山学院大学教授)
「高校教育が目指すことから考える共通テストの役割について」
大森 淳子(栃木県教育委員会事務局高校教育課主幹)
コメント
穂積 暁(宮城県宮城第一高等学校教頭)
総合討論
閉会挨拶
松本 直子(日本学術会議第一部会員/岡山大学文明動態学研究所教授)
 申込み 参加費無料・要事前申込
以下のリンク先にある申込フォームより、申し込み
申込フォームへのリンク
 問い合わせ 鈴木 茂(日本歴史学協会歴史教育特別委員会)
メールアドレス: shigerus(a)nufs.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本歴史学協会、日本学術会議史学委員会、同教育現場・社会における歴史実践と歴史認識に関する分科会
後援:高大連携歴史教育研究会