公開シンポジウム「第18回情報学シンポジウム-生成AIとICTが拓く未来:市民参加型デモクラシーとまちづくり-」

 近年、生成AIやICT(情報通信技術)の急速な進化は、社会のあらゆる領域に変革をもたらしています。特に、自治体運営や市民参加型のデモクラシー、そして持続可能なまちづくりにおいて、これらの技術が果たす役割はますます重要性を増しています。本シンポジウムでは、以下の問いを中心に議論を深めます。
● 生成AIやICTは、市民と政治、自治体運営にどのような影響を与えるのか?
● 市民参加型の意思決定や集合知の活用は、どのように民主主義を進化させるか?
● 技術革新の中で、学術や研究者はどのような役割を担うべきか?
本シンポジウムでは、多様な分野の専門家や実務家を招き、講演やパネルディスカッションを通じて未来像を描きます。市民、自治体関係者、研究者が一堂に会し、新しいガバナンスモデルやまちづくりの可能性について考える場を提供します。

イベント概要

開催日時 令和7(2025)年7月18日(金)9:30 ~ 12:00
開催地 日本学術会議講堂(東京都港区六本木 7-22-34)およびオンライン配信(ハイブリッド開催)
対象 どなたでもご参加いただけます。
参加費 無料
プログラム
司会
城山 英明(日本学術会議第一部会員、東京大学公共政策大学院、東京大学大学院法学政治学研究科教授)
9:30 開会挨拶
下條 真司(日本学術会議第三部会員、情報学委員会委員長、青森大学ソフトウェア情報学部教授)
9:40 基調講演「新しい民主主義の地平を切り開く ー自治体におけるデジタルを活用する政策形成への市民参画の仕組みー」
栗本 拓幸(株式会社Liquitous 代表取締役CEO)
10:10 基調講演「トランプ2.0とデジタル民主主義」
宇野 重規(東京大学社会科学研究所長)
10:45 パネル討論「生成AIによって民主主義は変貌をとげるか」
パネリスト
栗本 拓幸
宇野 重規
関 治之(一般社団法人コード・フォー・ジャパン 代表理事)
稲継 裕昭(早稲田大学 政治経済学術院教授)
伊藤 孝行(京都大学大学院 情報学研究科教授、日本学術会議連携会員)
美馬 のゆり(公立はこだて未来大学システム情報科学部教授、日本学術会議第一部会員)
11:50 総括
佐古 和恵(早稲田大学 基幹理工学部 情報理工学科教授、日本学術会議会員)
 申込先 参加費無料・要事前申込み
以下のリンク先申込フォームより、申し込みください
申し込みフォームへのリンク
 問合先 公開シンポジウム事務局 scj_infoit(a)nii.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議情報学委員会、政治学委員会
共催:大学共同利用機関法人情報・システム研究機構 国立情報学研究所
後援:一般社団法人情報処理学会、一般社団法人電子情報通信学会、一般社団法人映像情報メディア学会、一般社団法人大学ICT推進協議会(AXIES)