公開シンポジウム「原子力総合シンポジウム2024」

 原子力総合シンポジウムは、我が国の原子力について総合的に議論を行う場である。日本学術会議と日本原子力学会等が協力し、各界の識者を交えて、これまで50年以上にわたり中長期的視点から議論が行われてきた。
 今年度は、午前に本分科会における「原発事故の環境影響に関する検討小委員会」の活動報告を行う。午後は原子力のリスクに関して、様々な分野の専門家による講演をいただき、総合討論において議論を深める。

イベント概要

開催日時 令和7年(2025年) 1月20日(月)10:00~17:00
開催地 日本学術会議講堂(東京都港区六本木 7-22-34)(ハイブリッド開催)
対象 どなたでも参加いただけます。
参加費 無料
プログラム
10:00-10:10 開会挨拶
関村 直人(日本学術会議連携会員/東京大学名誉教授/東京大学大学院工学系研究科上席研究員)

テーマ:「原発事故の環境影響に関する検討小委員会」の活動報告

司会:越塚 誠一(日本学術会議第三部会員/東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻教授)
10:10-10:40「原発事故の環境影響に関する知見の進展・蓄積と課題」
森口 祐一(日本学術会議第三部会員/国立研究開発法人国立環境研究所理事(研究担当))
10:40-11:10「原発事故の大気拡散評価」
山澤 弘実(名古屋大学名誉教授/公益財団法人環境科学技術研究所理事)
11:10-11:40「原発事故とALPS処理水放出の海洋環境影響評価」
津旨 大輔(筑波大学放射線・アイソトープ地球システム研究センター 教授)

招待講演(13:00-15:30)
テーマ:「原子力のリスクをどのように考えるか」

司会:野口 和彦(日本学術会議連携会員/横浜国立大学IMSリスク共生社会創造センター客員教授)
13:00-13:30「安全目標を巡る議論について」
更田 豊志(原子力損害賠償・廃炉等支援機構上席技監/東京大学大学院工学系研究科上席研究員)
13:30-14:00「複雑システムのリスクとステークホルダコミュニケーション」
小野 恭子(日本学術会議連携会員/国立研究開発法人産業技術総合研究所安全科学研究部門研究グループ長)
14:00-14:30「リスクインフォームド・パフォーマンス・ベースの検査制度と多様なステークホルダの関与」
近藤 寛子(合同会社マトリクスK代表)
司会:岩城 智香子(日本学術会議連携会員/東芝エネルギーシステムズ株式会社エネルギーシステム技術開発センターシニアフェロー)
14:30-15:00「原子力のリスク&ベネフィット」
上坂 充(原子力委員会委員長)
15:00-15:30「原子力安全と継続的改善(仮)」
伴 信彦(原子力規制委員会委員長代理)
総合討論(15:40-16:50)
コーディネーター
関村 直人(日本学術会議連携会員/東京大学名誉教授/東京大学大学院工学系研究科上席研究員)
パネリスト
森口 祐一(日本学術会議第三部会員/国立研究開発法人国立環境研究所理事(研究担当))
野口 和彦(日本学術会議連携会員/横浜国立大学IMSリスク共生社会創造センター客員教授)
更田 豊志(原子力損害賠償・廃炉等支援機構上席技監/東京大学大学院工学系研究科上席研究員)
小野 恭子(日本学術会議連携会員/国立研究開発法人産業技術総合研究所安全科学研究部門研究
グループ長)
近藤 寛子(合同会社マトリクスK代表)
岩城 智香子(日本学術会議連携会員/東芝エネルギーシステムズ株式会社エネルギーシステム技術開発
センターシニアフェロー)
上坂 充(原子力委員会委員長)
伴 信彦(原子力規制委員会委員)
大井川 宏之(一般社団法人日本原子力学会会長)
16:50-17:00 閉会挨拶
大井川 宏之(一般社団法人日本原子力学会会長)
 申込⽅法 参加を希望される方は下記リンク先URLよりお申込みください。
参加申し込みページへのリンク
 お問い合わせ先 一般社団法人日本原子力学会事務局
[E-mail] symposium*aesj.or.jp (送信の際には*を@ に変えてください)
[TEL] 03-3508-1261
備考 主 催:日本学術会議総合工学委員会原子力安全に関する分科会
共 催:一般社団法人エネルギー・資源学会、公益社団法人地盤工学会、公益社団法人土木学会、公益社団法人日本アイソトープ協会、日本アーカイブズ学会、一般社団法人日本応用地質学会、日本海洋学会、公益社団法人日本化学会、一般社団法人日本核医学会、公益社団法人日本気象学会、一般社団法人日本原子力学会、一般社団法人日本建築学会、日本混相流学会、一般社団法人日本シミュレーション学会、公益社団法人日本心理学会、一般社団法人日本電気協会、一般社団法人日本非破壊検査協会、日本放射化学会、一般社団法人日本放射線影響学会、一般社団法人日本保全学会、一般社団法人日本流体力学会、一般社団法人日本ロボット学会、一般社団法人プラズマ・核融合学会(予定)
後 援:一般社団法人環境放射能除染学会、日本海水学会、公益社団法人日本技術士会、公益社団法人日本コンクリート工学会、一般社団法人日本地質学会、公益社団法人日本農芸化学会(予定)