市民公開講座「光・電磁波関連技術がもたらす未来社会-見えない波で見る地球-」

 日本学術会議が一般社団法人電子情報通信学会及び電磁波工学アカデミーと共同主催する「2025年フォトニクス・電磁波工学研究に関するシンポジウム(2025 Photonics and Electromagnetics Research Symposium)」が、令和7年11月5日(水)~9日(日)に幕張メッセ(千葉県千葉市)で開催されます。本会議は「マイクロ波・光波コミュニティの協働:千葉から世界への最先端の研究成果の発信」をメインテーマに、電磁界理論、メタマテリアル、光学、アンテナ、リモートセンシング、量子科学技術等を主要題目として研究発表と討論が行われる予定です。7年ぶり4回目の日本開催となる本会議には、世界50カ国・地域から約1,300名の研究者等が参加予定で、世界トップレベルの研究者が集結します。フォトニクス・電磁波工学の発展は、光・電波を用いた高度情報通信技術の観点から今日のICT社会(Society5.0)の実現に大きく資するものと期待されます。
 また、本会議期間中に、市民公開講座「光・電磁波関連技術がもたらす未来社会-見えない波で見る地球-」をTKPガーデンシティ幕張ホールで開催します。本講座では地震や異常気象への不安が高まる今、最新の電磁波技術が未来社会をどう変えるのかをご紹介します。第1講演では、電磁気現象から地震発生の兆候を捉える最前線の研究に迫ります。第2講演では、気象予測を支える観測技術と電磁波の役割をわかりやすく解説します。科学の進歩がつくる安心・安全な暮らしを、市民の皆さまと共に考える機会にしたいと考えています。皆さまのご参加をお待ちしております。

イベント概要

開催日時 令和7年(2025年)11月9日(日)10:00~12:00
開催地 TKPガーデンシティ幕張ホール(千葉県千葉市美浜区ひび野2-3)
対象 中学生以上
定員 250名(事前申込制)
プログラム
第1講演「電磁気で地震を予測できるのか!?~短期地震予測への挑戦~」
服部 克巳(千葉大学大学院 理学研究院 教授)
第2講演「天気予報が出来るまで~観測と感測を支える電磁波技術~」
安部 大介(株式会社ウェザーニューズ 執行役員)
 申込方法 参加費無料・要事前申込(10月31日(金)申込締切)
以下リンク先フォームより申込
参加申し込みフォームへのリンク
 問い合わせ PIERS 2025 Chiba 運営事務局
株式会社コンベンションリンケージ
Email:piers2025_secretariat(a)c-linkage.co.jp ※送信の際は(a)を@に変えてください。
TEL:011-272-2151
備考 主催:日本学術会議、一般社団法人電子情報通信学会、電磁波工学アカデミー