市民公開講座「触れる未来、創るHCIの世界 未来の技術を体験しよう!」

 「第43回人と情報システムの相互作用に関する国際会議(The 43rd ACM CHI Conference on Human Factors in Computing Systems)」が、令和7年4月26日(土)~5月1日(木)にパシフィコ横浜で開催されます。本会議は、計算機協会情報と人の相互作用に関する分科会(ACM SIGCHI)が日本学術会議と共同主催する国際会議で、情報システムと人の相互作用に関する研究(Human-Computer Interaction:HCI)分野において最大規模かつ最も権威のある国際会議です。1983年から毎年開催されてきた本会議が、今回「IkiCHI(イキガイ)」をメインテーマに、初の日本現地開催として横浜で開催され、世界82カ国・地域から5,000名の研究者等が参加予定です。人とAIや情報システムとのよりよい関係を考えることは、私たちの未来の生活を豊かにするために大切です。世界的にも研究がますます活発になってきている分野の国際会議が日本で開催されることで、新たな国際交流の拠点の誕生が期待されます。
 本会議期間中に、最先端のHCI研究をわかりやすく紹介する市民公開講座として、「触れる未来、創るHCIの世界 未来の技術を体験しよう!」を4月26日(土)に開催します。落合陽一先生 (筑波大学) をはじめとした、HCI領域の研究者のプレゼンテーションやデモンストレーションを通じて、情報技術と人との新しい関係性、そしてそれがもたらす社会課題の解決や新しい価値創造の可能性を体感していただきます。特に、世界最先端の研究の面白さや最新の研究成果を紹介するほか、インタラクティブな展示を多数用意し、より深い理解と実体験を得られる企画となっています。高校生にとっても、将来の進路選択や探究活動の大きなヒントとなる、新しい視点や価値観を得られる貴重な機会を企画にしたいと考えています。

イベント概要

開催日時 令和7年(2025年)4月26日(土)13:30~17:00
開催地 パシフィコ横浜ノース4階 G401
対象 高校生及び一般市民の皆様のどなたでもご参加いただけます。
定員 200名(先着順・事前登録制)
プログラム
13:30 - 13:35 オープニング
13:35 - 14:25 招待講演「脱人間中心HCIとデジタルネイチャーの実践」
落合陽一先生(筑波大学 デジタルネイチャー開発研究センター)
14:25 - 14:50 講演「HCI研究と国際会議の役割」
14:50 - 15:10 休憩
15:10 - 15:55 国際会議CHI採択論文の著者学生による研究紹介
15:55 - 17:00 国際会議CHIに採択されたデモの展示
         

「見て・触って・学べる!新しいアイデアのカタチ」

17:00クロージング
 申込方法 先着順に参加のお申し込みを受け付けます。定員になり次第、キャンセル待ちとなります。
参加は無料です。以下リンク先Webサイトの参加登録フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください。
Webサイトへのリンク
 問い合わせ chi2025.symposium*gmail.com  ※送信の際は*を@に変更してください。
備考 主催:日本学術会議 Japan ACM SIGCHI Chapter
共催:横浜市