公開シンポジウム「脳組織を人工的につくることの意味を考える~科学者と哲学・倫理学・宗教学者の対話から~」
ヒトのiPS細胞やES細胞から脳組織を人工的につくる脳オルガノイド研究が大きく発展しています。脳オルガノイド研究は、神経の発生プロセスについての基礎研究の進展や、神経関連疾患の原因解明や創薬の開発への利用が期待されています。しかしもう一方で、脳組織を人工的に作ることをめぐって、多くの倫理的問題が指摘されています。さらに、動物とヒトの細胞が混在するキメラを作ることも可能になり、ヒトの脳を持つ動物が作られる可能性も出てきています。
医学・生命科学を発展させ、人類に大きな利益をもたらしうると同時に、さまざまな倫理的課題を提起するこれらの研究について、私たちはどう考えればよいのでしょうか。本シンポジウムでは、脳オルガノイド研究の最前線で研究に従事している科学者、生命をめぐる問題について倫理学・哲学・宗教学からアプローチしている研究者とともに、脳組織を人工的につくることの意味について多角的に検討します。
第一部では、講師による話題提供とパネルディスカッションを行います。第二部では、今回のテーマについてより深く考えてみたい参加者のみなさんを対象に、講師と参加者のあいだで対話します。ふるってご参加ください。
イベント概要
開催日時 | 令和6年(2024年)10月26日(土)14:00 ~ 17:00 |
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開催地 | オンライン開催(要事前予約) |
対象 | どなたでも参加いただけます |
定員 | 第一部 500人、第二部 50人 |
プログラム |
第一部 話題提供とパネルディスカッション 14:00-16:00 ※Zoomウェビナー
第二部 講師と参加者の対話 16:10-17:00 (※希望者のみ:先着順上限50名、Zoom)
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申込み | 以下のリンク先申込フォームよりお申し込み下さい 参加登録フォームへのリンク (参加申込締切:2024年10月25日(金)18:00) |
問い合わせ | 日本宗教研究諸学会連合事務局 メールアドレス: office.jfssr2008(a)gmail.com ※(a)を@に置き換えてご使用下さい |
備考 | 主 催:日本学術会議哲学委員会 共 催:日本哲学系諸学会連合、日本宗教研究諸学会連合、日本再生医療学会、科学研究費補助金「日本の生命医科学におけるオンラインベースの患者・市民の研究参画の研究」(21K00243) |