中国・四国地区会議学術講演会「社会的課題と学術統合による研究と教育」

 社会経済の複雑化や新技術の進展により、将来の不確実性が増大しています。このため、社会的課題は単独の学問では解決できず、学際的なアプローチが求められています。国際学術会議も、科学と政策や実践を結びつける学際的な科学の重要性を10年以上にわたり強調しています。この学際的なアプローチは、大学の教育や研究にも影響を与えており、より実行可能な知識と解決策を生み出すことが期待されています。本学術講演会は、こうした背景の中で大学の教育と研究の在り方を探求します。

イベント概要

開催日時 2024年11月30日(土)13:30~17:10
開催地 高知工科大学永国寺キャンパスA213教室(高知県高知市永国寺町2番22号)対面・オンライン併用開催
対象 どなたでも参加いただけます。(事前参加申込制)
定員 現地参加:100名
プログラム

開会挨拶

13:30~13:45
三枝 信子(日本学術会議副会長、日本学術会議第三部会員、国立研究開発法人国立環境研究所地球システム領域領域長)
蝶野 成臣(高知工科大学長)

趣旨説明

13:45~13:50
那須 清吾(日本学術会議連携会員、中国・四国地区会議運営協議会委員、高知工科大学経済・マネジメント学群教授)

講演

13:50~14:20 「多様化する社会的課題に資する高等教育機関へ向けて」
岩田  誠(日本学術会議連携会員、高知工科大学副学長・情報学群教授)
14:20~14:50 「知識創造と社会デザイン:大学院リーグが目指す変革とは」
永井由佳里(日本学術会議第三部会員、北陸先端科学技術大学院大学理事・副学長、高知大学客員教授・非常勤講師)
14:50~15:20 「理論と実践の隙間を埋めるPBL 教育の試み」
土屋  哲(日本学術会議連携会員、高知工科大学経済・マネジメント学群教授)
15:20~15:30 休憩
15:30~16:00 「Advanced Technology と看護」
大坂 京子 (高知大学医学部看護学科長・教育研究部医療学系看護学部門教授)
16:00~16:30 「学術統合による課題構造化とDX システム研究」
那須 清吾 (日本学術会議連携会員、中国・四国地区会議運営協議会委員、高知工科大学経済・マネジメント学群教授)
16:30~17:00 「高知から世界へ!ヘルスケアイノベーションの挑戦」
菅沼 成文 (高知大学副学長・教育研究部医療学系長・MEDiセンター長・連携医学部門教授)

閉会挨拶

17:00~17:10
薮田ひかる (日本学術会議第三部会員、中国・四国地区会議代表幹事、広島大学大学院先進理工系科学研究科教授)
 申込み方法 以下のリンク先にある申込フォームからお申し込みください。
参加申込フォームへのリンク
申込み締切:11月22日(金)
 お問い合わせ 高知工科大学研究支援課 学術講演会担当
TEL:0887-57-2025
Email:gakuren*mlsv.kochi-tech.ac.jp (*を@に置き換えてください)
備考 主催:日本学術会議中国・四国地区会議、高知県公立大学法人高知工科大学
後援:国立大学法人高知大学