公開シンポジウム「防災士による地域防災力の向上〜行政および研究機関との連携強化の進め方〜」

 能登半島地震からも明白であるが、地域防災力の向上は、依然として重要な課題である。被災地では応急復旧の手が足りないという声がある。全国に28万人以上いる防災士は、防災の知識やマインドを備えた人材であり、防災の知識や経験、手法を紹介するファシリテータとしての役割も期待されている。防災士、行政、研究者それぞれのコミュニティから、地域防災力の向上のために行いうるアクションを議論し、今後の展望を明らかにする。

イベント概要

開催日時 令和6年(2024年)10月19日(土) 14:30 ~ 16:00
開催地 熊本城ホール3F会議室A3(熊本県熊本市中央区桜町3-40)(ハイブリッド開催)
対象 どなたでもご参加いただけます。
参加費 無料
プログラム
14:30 趣旨説明
寶 馨(日本学術会議連携会員/国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長/京都大学名誉教授)

【基調講演:防災士に期待する地域防災力の向上】

14:40
室﨑 益輝(特定非営利活動法人日本防災士会理事長)

【報告:地域防災力の向上のための活動・事例】

14:55 「継続的な活動基盤の構築を目指して(仮題)」
竹内 裕希子(NPO法人くまもと防災士会代表理事)
15:05 「令和2年7月豪雨時の被災者への対応の実際(仮題)」
藤村 文子(熊本県人吉市健康福祉部福祉課主任)
15:15 「令和6年能登半島地震におけるDWAT(災害派遣福祉チーム)の地域活動(仮題)」
名取 直美(株式会社富士通総研行政経営グループチーフシニアコンサルタント/公共政策研究センター上級研究員)

【総合討論〜行政および研究機関との連携強化の進め方〜】

15:25
モデレーター
臼田 裕一郎(日本学術会議連携会員/国立研究開発法人防災科学技術研究所総合防災情報センター長/防災情報研究部門長)
パネリスト
室﨑 益輝(特定非営利活動法人日本防災士会理事長)
竹内 裕希子(NPO法人くまもと防災士会代表理事)
藤村 文子(熊本県人吉市健康福祉部福祉課主任)
名取 直美(株式会社富士通総研行政経営グループチーフシニアコンサルタント/公共政策研究センター上級研究員)
15:55 閉会挨拶
小野 裕一(日本学術会議連携会員/東北大学災害科学国際研究所副研究所長/教授)
 申込方法 事前申し込み不要
(現地会場 定員 100 名+オンライン Zoom 配信 定員 500 名)
ぼうさいこくたいホームページのプログラムのページにZoom配信用URLを掲載いたします。
ぼうさいこくたいホームページのプログラムのページへのリンク
 お問い合わせ先 防災減災連携研究ハブ事務局(国立研究開発法人防災科学技術研究所)
info-jhop*bosai.go.jp ※*を@にしてください
備考 主催:日本学術会議土木工学・建築学委員会IRDR分科会、防災減災連携研究ハブ(JHoP)