学術知の担い手として、大学や研究機関に所属する研究者だけでなく、地域住民や一般市民が重要な役割を担うようになってきています。市民がデータ収集等の局面で科学研究の一翼を担い、科学研究の進展に貢献する「シチズンサイエンス」や、市民がテクノロジーを活用して社会課題の解決に取り組む「シビックテック」をとりあげ、それらの活動に取り組んでいる研究者や市民とともに、これからの学術知のあり方について考えます。
オンラインでもご視聴になれますので、どの地域におられる方も、積極的なご参加をお願いします。
イベント概要
| 開催日時 |
2024年9月7日(土)13:00~17:00 |
| 開催地 |
京都大学国際科学イノベーション棟5Fシンポジウムホール(京都市左京区)対面・オンライン併用開催 |
| 対象 |
どなたでも参加いただけます。(事前参加申込制) |
| 参加費 |
無料 |
| プログラム |
- 総合司会: 矢野 桂司(日本学術会議第一部会員、立命館大学文学部教授)
- 13:00~13:10 開会挨拶
磯 博康(日本学術会議副会長・第二部会員、国立研究開発法人国立国際医療研究センター国際医療協力局グローバルヘルス政策研究センター長)
時任 宣博(京都大学副学長、京都大学学際融合教育研究推進センター長)
- 13:10~13:15 趣旨説明
- 中村 征樹(日本学術会議第一部会員、大阪大学全学教育推進機構教授)
【講演】
- 13:15~13:35 講演1「シチズンサイエンスによる全国源流域河川水水質調査「山の健康診断」」
- 德地 直子(日本学術会議連携会員、京都大学フィールド科学教育研究センター教授)
資料(PDF形式:2,651KB)
- 13:35~13:55 講演2「外来種ナメクジの分布調査と市民」
- 宇高 寛子(京都大学大学院理学研究科助教)
- 13:55~14:15 講演3「歴史資料の市民参加型翻刻プロジェクト「みんなで翻刻」」
- 橋本 雄太(国立歴史民俗博物館研究部准教授)
資料(PDF形式:1,095KB)
- 14:15~14:30 休憩
- 14:30~14:50 講演4「シビックテックを通じたオープンなデジタル地図の活用」
- 瀬戸 寿一(駒澤大学文学部地理学科准教授)
資料(PDF形式:4,433KB)
- 14:50~15:10 講演5「シビックテックの現場から:兵庫県豊岡市での取り組み」
- 砂川 洋輝(一般社団法人コード・フォー・ジャパン コンサルタント)
- 15:10~15:30 講演6「オープンサイエンスがもたらす学術と社会の変容:次期基本計画に向けた視点」
- 林 和弘(日本学術会議連携会員、文部科学省科学技術・学術政策研究所 データ解析政策研究室長)
資料(PDF形式:2,545KB)
- 15:30~15:45 休憩
【パネル討論・質疑応答・全体総括】
- 15:45~16:45 パネル討論・質疑応答
- パネリスト:上記の講演者
コーディネーター:中村 征樹(日本学術会議第一部会員、大阪大学全学教育推進機構教授)
- 16:45~16:55 全体総括
- 村山 美穂(日本学術会議第二部会員、京都大学野生動物研究センター教授)
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| 申込み方法 |
要事前登録
以下のリンク先にある申込フォームからお申し込みください。(申込み締切:9月4日(水))
申し込みフォームへのリンク |
| 問い合わせ |
日本学術会議近畿地区会議事務局(京都大学研究推進部研究推進課内)
Email:scj-kinki(a)mail2.adm.kyoto-u.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください |
| 備考 |
主催:日本学術会議近畿地区会議、京都大学
後援:公益財団法人日本学術協力財団 |