公開シンポジウム「食糧科学と機能性に関する日本栄養・食糧学会、 韓国食品栄養科学会、日本学術会議合同国際シンポジウム(JSNFS, KFN and SCJ Joint Symposium on Trends in Food Science, Function and Processing)」

 国際栄養科学連合(IUNS: International Union of Nutritional Sciences)は、1948年に、栄養科学における研究ならびに学術情報の交換をするということを主な目的として設立された組織であり、約4年に1度、国際栄養学会議(ICN:International Congress of Nutrition)を開催している。日本学術会議IUNS分科会は、IUNSの日本の窓口であり、2022年12月には、日本学術会議の主催で、22nd IUNS-ICNを東京で開催した。 一方、日本栄養・食糧学会と韓国食品栄養科学会は、毎年それぞれの学会に若手研究者を招聘してシンポジウムを開催する交流を続けており、共にアジアで活動するIUNS参加国としての学術情報交換、人的交流の場となっている。この度、韓国食品栄養科学会、日本学術会議IUNS分科会、及び日本栄養・食糧学会との共同主催で、日本、韓国で活躍している若手研究者に食品栄養と機能性に関する講演をしていただくシンポジウムを企画した。 食品・栄養科学分野の最新の知見を、研究者だけでなく、一般の方とも共有する場にしたいと考えている。

イベント概要

開催日時 令和6年(2024年)5月25日(土)9:00 ~ 11:30
開催地 中村学園大学 1号館10階大講義室(福岡県福岡市城南区別府5-7-1)/オンラインハイブリッド開催
対象 どなたでも参加いただけます。
プログラム
モデレーター:
仲川 清隆(東北大学大学院農学研究科・農学部教授、日本栄養・食糧学会国際交流委員会委員長)
座長:
Sung-Soo Park(済州大学、韓国食品栄養科学会国際交流委員長)
竹中 麻子(明治大学農学部農芸化学科教授、日本学術会議IUNS分科会委員長)
室田 佳恵子(島根大学学術研究院農生命科学系教授、日本学術会議IUNS分科会委員)
9:00〜9:05 開会の辞
吉田 博(東京慈恵会医科大学附属柏病院長、日本栄養・食糧学会会長)
9:05〜9:10 挨拶
Deog-Hwan Oh (江原大学、韓国食品栄養科学会会長)
9:10〜9:40 食事性炭水化物の新時代を切り開く:腸脳軸の活性化
Jongbin Lim (済州大学食品生物工学科)
9:40〜10:10 肝、腎および腸によるビタミンD恒常性の内分泌ループ
金子 一郎(兵庫県立大学環境人間学部准教授)
10:20〜10:50 食用昆虫から調製された油の物理化学的特性と揮発性化合物
Hae Won Jang(誠信女子大学食品科学バイオテクノロジー学科)
10:50〜11:20 腹部大動脈瘤の致死的破裂に関係する中性脂肪と破裂の予防に関係する中性脂肪
財満 信宏(近畿大学アグリ技術革新研究所教授)
11:20〜11:25 閉会の辞
芦田 均(神戸大学、日本栄養・食糧学会副会長)
 申込み 参加費無料・事前申込不要
 問い合わせ 日本学術会議食料科学委員会・農学委員会・健康・生活科学委員会合同 IUNS分科会
SCJ25.Symposium(a)gmail.com ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議食料科学委員会・農学委員会・健康・生活科学委員会合同IUNS分科会
共催:公益社団法人日本栄養・食糧学会(JSNFS)、韓国食糧栄養学会(KFN)