中部地区会議学術講演会「未病からWell-beingを考える」

 近年、健康への意識が高まる中で「未病」という言葉が注目を集めている。「未病」とは「健康と病気の間にあるゆらぎ状態」を指し、「未病」に対して治療を行うことは健康寿命の延伸だけでなく、医療が高度化し医療費の高額化が進む現代において健康福祉政策に対する根本的な解決策となることも期待されている。しかし「未病」の状態は、いまだ科学的に十分には解明されてはおらず、今日様々な研究が進められているところである。
 このような「未病」という課題に対し、富山大学ではこれまでの東西医薬学の融合研究を発展させ未病研究センターを設置し、超早期精密医療への挑戦を進めている。様々な観点からの未病へのアプローチを紹介することで、人々に未病を身近なものとして感じてもらい、理解を深めてもらうことで、Well-beingの実現に向けた社会づくりへ貢献できる。
 今回の講演会では、この挑戦的研究の進展を紹介し学術的理解を深め今後の展望について議論したい。

イベント概要

開催日時 2024年6月14日(金)13:00~16:30
開催地 富山大学五福キャンパス(富山県富山市五福3190番地)対面・オンライン併用開催
対象 どなたでも参加いただけます。(事前参加申込制)
参加費 無料
プログラム
13:00~13:20 開会挨拶
富山大学長 齋藤 滋
日本学術会議副会長 三枝 信子(日本学術会議第三部会員、国立研究開発法人国立環境研究所地球システム領域領域長)
13:20~13:30 主催者挨拶
日本学術会議中部地区会議代表幹事 高田 広章(日本学術会議第三部会員、名古屋大学未来社会創造機構教授)
13:30~13:40 科学者との懇談会活動報告
中部地区科学者懇談会幹事長 松田 正久(愛知教育大学名誉教授、元学長)
13:40~16:25 学術講演会
講演「未病の科学的な定義化から始める未病学開拓の初めの一歩」
小泉 桂一(富山大学学術研究部薬学・和漢系教授)
講演「ラマン分光法による前がん状態(未病)の検出」
大嶋 佑介(富山大学学術研究部工学系准教授)
講演「脳機能と運動器の連関:Well-beingの分子研究」
東田 千尋(富山大学学術研究部薬学・和漢系教授)
講演「Well-beingを目指して レジリエンスな心のために」
新田 淳美(富山大学学術研究部薬学・和漢系教授)
講演「未病と現代の子どもの生活習慣」
藤本 孝子(富山大学学術研究部教育学系准教授)
質疑・まとめ
16:25~16:30 閉会挨拶
司会 日本学術会議中部地区会議運営協議会委員 張 勁(日本学術会議連携会員、富山大学学長補佐、学術研究部理学系教授)
 申込み方法 要事前登録
以下のリンク先にある申込フォームからお申し込みください。
申込フォームへのリンク
登録締切:6月7日(金)※定員になり次第、申込み受付を終了いたします。
 問い合わせ 日本学術会議中部地区会議事務局(名古屋大学研究協力部研究企画課内)
TEL:052-789-2039
富山大学
TEL:076-445-6387
備考 主催:日本学術会議中部地区会議
共催:富山大学
後援:公益財団法人日本学術協力財団