公開シンポジウム「動き出すこどもまんなか安全社会」

 事故による子どもの傷害は多発しており、傷害データを活用し、子どもの傷害の数を減少させる仕組みの構築が急務となっている。第25期子どもの成育環境分科会では、見解(案)「こどもの傷害を減らすためのデータ収集および利活用の促進」を取りまとめた。
 本シンポジウムでは、見解で示した目指すべき社会像と、その社会像の実現に向けて動き出している新たな取組を紹介する。
 これにより、課題の指摘にとどまることなく、国や地域で始まっている新たな胎動を参加者と共有し、また、今後、社会実装を進める上での関係者間のネットワークづくりを促進することを本シンポジウムの狙いとする。

イベント概要

開催日時 2023/9/16(土)13:00-16:00
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
定員 (当日先着順)
プログラム
13:00 開会挨拶
山中 龍宏(日本学術会議特任連携会員、緑園こどもクリニック・院長)
13:05 ビデオメッセージ
小池 百合子(東京都・知事)
13:10 ~ 【第1部: 子どもの傷害を減らす仕組みづくり】
司会:西田 佳史 (日本学術会議特任連携会員、国立大学法人東京工業大学・教授)
〇日本学術会議見解(案) 『こどもの傷害を減らすためのデータ収集および利活用の促進』
山中 龍宏(日本学術会議特任連携会員、緑園こどもクリニック・院長)
〇『こどもまんなか安全の国の取り組み』
鈴木 達也(こども家庭庁成育局安全対策課・課長) ( 予定)
〇『チャイルド・デス・レビュー: 安全な社会につなぐ多職種連携』
沼口 敦(国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学医学部附属病院・病院講師)
〇『こどもまんなかの安全エクイティ: 多様な生活状況に合わせた公正性の実現に向けて』
大野 美喜子(国立研究開発法人産業技術総合研究所人工知能研究センター・主任研究員)
15:20 ~ 【第2部: 動き出す、こどもまんなか安全社会の取り組み】
司会:山中 龍宏(日本学術会議特任連携会員、緑園こどもクリニック・院長)
〇『子供を事故から守る環境づくり』
横森 幸子(東京都子供政策連携室企画調整部・企画調整担当課長)
〇『成育こどもシンクタンクの取り組み』
森崎 菜穂(国立成育医療研究センター社会医学研究部・部長)
16:00 ~ 【総合討論】
モデレーター:太田 由紀枝(セーフキッズジャパン プロジェクトマネージャ)
 問い合わせ NPO 法人Safe Kids Japan (e-maill: info(a)safekidsjapan.org) ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議臨床医学委員会・心理学・教育学委員会・健康・生活科学委員会・環境学委員会・土木工学・建築学委員会合同子どもの成育環境分科会
後援:公益社団法人こども環境学会,公益社団法人日本小児科学会,公益社団法人日本小児保健協会,東京消防庁,こども家庭庁,消費者庁,東京都