公開シンポジウム「AI時代における哲学・美学・倫理学・宗教学」
ChatGPTをはじめとする人工知能(Artificial Intelligence, AI)技術の急速な発展が多方面にもたらすであろう影響が、脅威と期待をもって日々語られている。哲学・美学・倫理学・宗教学といった哲学系諸分野は、昨今のAI技術の急速な発展をどのように受け止めればよいのだろうか。人文学の研究にデジタル・テクノロジーを活用する「デジタル・ヒューマニティーズ」が注目を集めているように、AI技術は哲学系諸分野の研究手法に革新をもたらし、あらたな知見をもたらすことが期待される。しかし、画像生成AIを例にとれば、新たな表現を生み出す可能性と同時に、著作権などさまざまな権利を不当に侵害することへの危惧も指摘されている。哲学研究のあり方も、AI技術の発展によって根底から大きく変容を迫られる可能性も否定できない。しかし同時に、哲学・美学・倫理学・宗教学といった学問は、AI技術が急速に発展するなかでこそ、その真価を発揮し、AI技術の発展がもたらす意味を理解し把握しようとするものでもあるだろう。
本シンポジウムでは、AI技術の発展が哲学系諸分野にどのような影響をもたらすのかを、多面的に検討すると同時に、AI技術に対して哲学系諸分野がどのようにアプローチできるかについて幅広い視点から議論したい。
イベント概要
開催日時 | 2023年11月25日(土)13:30~17:00 |
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開催地 | オンライン開催 |
対象 | どなたでも参加いただけます |
定員 | 300人 |
プログラム |
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申込み | 以下の申込フォームより、申し込み 申込フォームへのリンク |
問い合わせ | 日本宗教研究諸学会連合事務局 メールアドレス: office.jfssr2008(a)gmail.com ※(a)を@にしてお送りください |
備考 | 主催:日本学術会議哲学委員会 共催:日本哲学系諸学会連合、日本宗教研究諸学会連合 |