公開シンポジウム「宇宙や自然を探求しよう~新たな発見をめざす基礎研究の魅力~」

 宇宙や自然には、まだ多くの分からないことがあります。その分からないことに向き合い、失敗を繰り返しながら真理を探求することで、ノーベル賞につながるような新たな発見にたどり着きます。それが基礎研究の大きな魅力であり、面白さです。
 今、私たちは温暖化をはじめとする様々な地球規模課題に直面しています。その解決のためには、どのような原理でそれらの現象が起こっているのかを様々な手法で調査し、解き明かすことが重要です。
 本シンポジウムでは、ニュートリノをはじめとして、宇宙や地球の姿を明らかにする様々な研究を紹介します。その中には、海洋、気象、南極の研究も含まれます。そして、新たな発見をめざす基礎研究の重要性や魅力を感じていただき、次世代の若者たちと共に地球の未来や取り組みたい研究について考えます。

イベント概要

開催日時 令和5年8月21日(月)13:30~17:30
開催地 福井県立大学永平寺キャンパス講堂及びオンライン開催
対象 どなたでもご参加いただけます。
定員 要・参加申込 (会場先着650名、オンライン500名)
プログラム
13:30~13:40 開会挨拶
梶田 隆章(日本学術会議会長・第三部会員、東京大学卓越教授、東京大学宇宙線研究所・教授)
吉村 忍(日本学術会議第三部長・会員、東京大学副学長、大学院工学系研究科教授)
岩崎 行玄(福井県立大学学長)
13:40~14:40 基調講演「神岡の地下から探る宇宙の謎」
梶田 隆章(日本学術会議会長・第三部会員、東京大学卓越教授、東京大学宇宙線研究所・教授)
14:40~15:10 講演1「地球をめぐる温室効果ガス~温暖化は止められるのか?~」
三枝 信子(日本学術会議第三部会員、国立研究開発法人国立環境研究所地球システム領域領域長)
15:10~15:40 講演2「極域の海氷に棲む未知の生物たちの話~北極と南極の海氷下の観測から~」
原田 尚美(日本学術会議連携会員、東京大学大気海洋研究所附属国際・地域連携研究センター教授)
(15:40~15:55 休憩)
15:55~16:25 講演3「CTスキャンで恐竜の秘密に迫る~恐竜の脳や神経の解析~」
河部 壮一郎(福井県立大学恐竜学研究所准教授) 
16:25~17:25 総合討論
コーディネータ:筑本 知子(日本学術会議第三部会員、中部大学超伝導・持続可能エネルギー研究センター教授)
講演者全員が壇上に着席
・会場からの質問
・高校生・大学生との交流(質問・意見交換)
 (富山県、石川県、福井県、ほか中部地区内の各県、オンライン20分+会場20分)
17:25~17:30 閉会挨拶
西 弘嗣(日本学術会議第三部会員、福井県立大学恐竜学研究所所長)
 申込方法 要・参加申込み(参加費無料)※申込締切7月30日(会場先着650名、オンライン500名)
参加を希望される方は下記URLよりお申込みください。
申し込みフォームへのリンク
 問合せ先 公立大学法人福井県立大学経営企画部総務広報課
TEL:0776-61-6000(内線1068)
FAX:0776-61-6011
E-mail: so-kikaku*fpu.ac.jp
(上記mailアドレスの*マークを@に変えてお送りください。)
備考 主催:日本学術会議第三部会、中部地区会議、福井県立大学
後援:公益財団法人日本学術協力財団