公開シンポジウム「社会的包摂ビジョン:孤独・孤立を越える」

 2022年4月に「孤独・孤立と『つながり』の再生」と題するシンポジウムを開催し、多くの方々にご参加いただきました。今回は、昨年のシンポジウム以降の孤独・孤立政策の動向と、市民セクターおよび自治体の取り組みに関する報告をふまえ、個人の選択や自由、権利、既存の制度・社会・文化的枠組みの視点から議論を深め、現代における社会的包摂のビジョンを描きます。

動画はこちらから御覧ください。

イベント概要

開催日時 2023年8月5日 13:00~16:00
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
定員 800人
プログラム
13:00~13:05 挨拶と趣旨説明
和氣純子(日本学術会議会員・東京都立大学教授)
総合司会:岩崎晋也(日本学術会議連携会員・法政大学教授)

第1部:アクターと連携 

13:05~13:25 国レベルの取り組み:孤独・孤立対策の有識者会議から
宮本太郎(日本学術会議連携会員(特任)・中央大学教授)
13:25~13:45 ボランタリーセクターの取り組み:「市民セクターが社会的孤立に取組むための8つの『提案』」
早瀬昇(大阪ボランティア協会理事長)
13:45~14:05 自治体の取り組み:東京都武蔵野市から
松下玲子(武蔵野市長)
14:05~14:15 内容確認のための質疑

第2部:包摂へのビジョン

14:25~14:45 包摂される権利:犯罪をしたものの視点から
丸谷浩介(日本学術会議連携会員・九州大学教授)
14:45~15:05 包摂されずにつながる:就職氷河期世代の経験から
木本喜美子(日本学術会議連携会員・一橋大学名誉教授)
15:05~15:25 「昭和」の仕組みを超えて:社会的包摂の再構築
大沢真理(日本学術会議連携会員・東京大学名誉教授)

第3部:質疑と議論

15:25~16:00 フロアからの質疑と登壇者を交えての議論
16:00 閉会挨拶
須田木綿子(日本学術会議連携会員・東洋大学教授)
 申込み 参加費無料・要事前申込
以下のリンク先申込フォームより、申し込み
申込フォームへのリンク
 問い合わせ 東洋大学社会学部 須田木綿子(すだゆうこ)宛
メールアドレス: yukosuda(a)toyo.jp ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議社会学委員会・経済学委員会合同包摂的社会政策に関する多角的検討分科会
後援:社会政策学会、一般社団法人日本社会福祉学会、福祉社会学会、日本居住福祉学会、日本社会福祉系学会連合、日本労働社会学会、女性労働問題研究会、労務理論学会、日本地域福祉学会、ジェンダー法学会、社会政策関連学会協議会