公開シンポジウム「18歳と司法への市民参加」

 2022年4月より、裁判員や検察審査員になることができる年齢の下限が20歳から18歳に引き下げられた。18歳の若者が司法に参加することには、どのような意義と課題があるのか。社会はそうした若者に対する法学教育・法教育に何を期待するのか。当事者である高校3年生とその指導にあたっている高校教員、そして法学者が一堂に会して議論することによって、現場と理論の対話を通じ、「市民性」を涵養するための法学教育のあり方や課題について考えたい。

イベント概要

開催日時 2023(令和5)年3月17日(金)15:00~17:30
開催地 日本学術会議講堂 対面及びオンライン(Zoom Webinar配信*但しオンライン配信は第一部のみ)
対象 どなたでも参加いただけます(要事前申し込み)
定員 500人
プログラム
開会挨拶:15:00~15:05
三成賢次 分科会委員長(大阪大学・第一部会員)

第一部 基調講演  15:10~16:10

「18歳から裁判員―自由・公正・責任ある社会はだれがつくるのかー」
四宮 啓(國學院大學・弁護士)
「欧州から見た18歳からの裁判員制度:トップランナーか周回遅れか」
Dimitri Vanoverbeke(東京大学)

第二部 パネルディスカッション 16:20~17:20

湘南白百合学園中学・高等学校 熊本秀子教員と高校3生生
中央大学杉並高等学校 小泉尚子教員と高校3年生
四宮 啓
Dimitri Vanoverbeke
コメンテーター:葛野尋之(青山学院大学・連携会員)、武内謙治(九州大学・連携会員)
司会:平山 真理(白鷗大学・連携会員)、長谷河 亜希子(弘前大学・連携会員)
閉会挨拶:17:25~17:30
川嶋 四郎(同志社大学・第一部会員)
 申込み 参加費無料・要事前申込
 以下のリンク先のフォームから申し込み
参加申し込みフォームへのリンク
 問い合わせ 18歳と司法参加シンポジウム実行委員会
E-mail: 03172023symposium[at]ymail.ne.jp ※[at]を@に変換してご利用ください。
備考 主催:日本学術会議・法学委員会・「市民性」涵養のための法学教育システム構築分科会
共催:科学研究費補助金(基盤C)「裁判員制度を被告人の権利の観点から検証する研究ー諸外国の市民参加型裁判との比較」(研究代表者:平山 真理)(課題番号:21K01103)