公開シンポジウム「薬剤師のプロフェッショナリズムを考える」

 持続可能な医療の提供や創薬に対する社会からの要請に的確に応えられる薬剤師の養成が喫緊の課題となっています。現在改訂が進められている次期の薬学教育モデル・コアカリキュラムでは、「プロフェッショナリズム」が新たな項目として盛り込まれることが検討されています。本シンポジウムでは、医療、行政、産業、アカデミアなど多様な領域で活躍が期待される薬剤師のプロフェッショナリズムはどうあるべきかについて、多様な立場のシンポジストからいただいた提言をもとに議論を深めます。

イベント概要

開催日時 2023/1/22(日)13:00~16:40
開催地 Web開催(YouTube Live配信、参加登録者は1月25日(水)から2月10日(金)まで視聴可能)
対象 どなたでも参加いただけます
プログラム
開会挨拶
望月眞弓(日本学術会議副会長、日本薬学会監事、日本医療薬学会監事、慶應義塾大学名誉教授)
佐々木茂貴(日本薬学会会頭、長崎国際大学薬学部教授)
趣旨説明
入江徹美(日本学術会議連携会員、熊本大学大学院生命科学研究部特任教授)
前半司会:安原眞人(日本学術会議連携会員、日本医療薬学会監事、帝京大学薬学部特任教授)
経済・財政からみた我が国の医療の課題
佐藤主光(一橋大学経済学研究科教授/ 社会科学高等研究院医療政策・経済研究センター長)
薬害被害者・一般市民の立場から
花井十伍(NPO法人ネットワーク医療と人権理事)
医療者に求められるプロフェッショナリズム
福井次矢(東京医科大学茨城医療センター病院長/ NPO法人卒後臨床研修評価機構専務理事)
司会:矢野育子(日本学術会議連携会員、日本薬学会理事、日本医療薬学会理事、神戸大学医学部附属病院教授)
   安原眞人(日本学術会議連携会員、日本医療薬学会監事、帝京大学薬学部特任教授)
総合討論1
後半司会:石井伊都子(日本学術会議連携会員、日本薬学会副会頭、日本医療薬学会副会頭、千葉大学医学部附属病院教授)
薬剤師行動規範とプロフェッショナリズム
豊見敦(日本薬剤師会常務理事)
レギュラトリーサイエンスの立場から
合田幸広(日本学術会議連携会員、国立医薬品食品衛生研究所所長)
行政や産業界で活動する薬剤師の立場から
森和彦(日本製薬工業協会専務理事、前厚生労働省大臣官房審議官)
薬学教育の立場から医療プロフェッショナリズムを考える
鈴木小夜(慶應義塾大学薬学部医療薬学・社会連携センター医療薬学部門教授)
司会:奥田真弘
   石井伊都子
総合討論2
文部科学省挨拶
境啓満(文部科学省高等教育局医学教育課課長補佐)
厚生労働省挨拶
太田美紀(厚生労働省医薬・生活衛生局総務課薬事企画官)
閉会挨拶
山本康次郎(日本医療薬学会会頭、群馬大学大学院医学系研究科教授)
 申し込み 1月20日(金)までに下記のリンク先またはポスターのQRコードから参加登録をお願いします。
前日までに[ミーティングID][パスワード]をお送りいたします。
参加申込みページへのリンク
 問い合わせ 入江徹美
〒862-0973 熊本市中央区大江本町5-1 熊本大学大学院生命科学研究部
TEL 096-371-4552, E-mail: tirie*gpo.kumamoto-u.ac.jp(*を@に変更してください)
備考 主催:日本学術会議薬学委員会地域共生社会における薬剤師職能分科会、薬学委員会、日本薬学会、日本医療薬学会実行委員長:奥田真弘(日本学術会議会員、日本医療薬学会監事、大阪大学医学部附属病院教授)
後援:日本生命科学アカデミー、日本薬剤師会、日本病院薬剤師会、薬剤師認定制度認証機構、薬学教育評価機構、薬学教育協議会