公開シンポジウム「人類学者と語る人間の「ちがい」と差別」

 近年、日本社会の多様化が進むなかでも、外見や出自、性別等による差別がさまざまな問題を引き起こしています。本シンポジウムでは、人間の「ちがい」と思われているものの実体は何か、偏見や差別を乗り越えるためにどのような知識と意識が武器となりうるのか、高校生と自然人類学者、文化人類学者が、ともに考えます。

イベント概要

開催日時 2022/11/19 (土)14:00~17:00
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
プログラム
14:00-14:10 開会の挨拶
宮崎恒二(人間文化研究機構)
14:10-15:35 第一部 人類学者からの話題提供
司会:馬場悠男 (国立科学博物館)
基調講演:動物に対する誤解から人間社会の本質を考える
山極 壽一(総合地球環境学研究所)総合地球環境学研究所)
話題1:10万年の人類史から読み解く人間の多様性
海部 陽介(東京大学総合研究博物館)
話題2:多様性が生まれるその背景-遺伝学の視点から
小金渕 佳江(東京大学)
話題3:創られた「人種」「民族」が残したもの
竹沢 泰子(京都大学)
話題4:「女」「男」カテゴリーの「ちがい」が意味するもの
中谷 文美(岡山大学)
15:35-15:50 <休憩>
15:50-16:45 第二部 全体討論
人類学者X 高校生
司会:高校生 2 名
16:45 閉会の挨拶
 申し込み 以下の申込フォームより、お申し込み下さい。
申込みフォームへのリンク
締切 11/15(火)
 問い合わせ 2022jinruigakusympo*gmail.com (*を@に変更してください)
備考 主催:日本学術会議統合生物学委員会自然人類学分科会、地域研究委員会文化人類学分科会、地域研究委員会多文化共生分科会
共催:科学研究費基盤 ( S)「人種化のプロセスとメカニズムに関する複合的研究」
後援:東京都教育委員会、日本人類学会、日本文化人類学会