公開シンポジウム「自然災害を取り巻く環境の変化―防災科学の果たす役割―」
自然災害を取り巻く環境が変化しています。時代とともに、災害の要因だけでなく、災害を受ける社会も急激に変わっています。地球温暖化、地形の改変、計画性のない都市のスプロール化、生物多様性の喪失、森林の荒廃など、多くの変化が顕れています。「人新世」という概念が、地質学会などで検討されています。人類の活動は飛躍的に拡大し、一人当たりの環境負荷は増大し、爆発的に増加した人口との相乗効果により、地球の環境は改変されています。 COP26 など地球温暖化に関する国際的な枠組みが本格的に議論されている現在、このような大きな時代認識を踏まえて、自然災害を取り巻く環境の変化と、その対応を議論するのは意義あることと考えます。
近年、環境の変化もあり、自然災害と感染症との複合災害、線状降水帯の頻発化、熱海の盛土崩落による土石流、トンガの火山噴火と津波、日本の海底火山の噴火と軽石の漂流など、新たな多様なハザード(危機)と災害が出現しています。また、新たに検討されている日本海溝・千島海溝周辺型地震では、寒冷で平坦で人口密度の低い土地における津波・地震対策が課題になっています。防災に関わる学協会は出現した多様なハザードへの備えという重大な課題に直面しています。
自然災害を取り巻く環境が変化する中で、防災科学が果たすべき役割に焦点を当てて、広く意見交換をしたいと思います。
イベント概要
開催日時 | 2022/10/22(土)16:30-18:00 |
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開催地 | Zoomウェビナーによるオンライン開催 |
定員 | 1000名(Zoomウェビナー) |
プログラム |
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参加申込 | 参加費無料・事前申込要 下記フォームからお申込みください。 申し込みフォームへのリンク |
問い合わせ | 一般社団法人 防災学術連携体 TEL:03-3830-0188 Mail: office*janet-dr.com(送信の際には*を@に変えてください) |
備考 | 主催:日本学術会議 防災減災学術連携委員会 共催:(一社)防災学術連携体 |