公開シンポジウム(オンラインシンポジウムシリーズ)「地球の未来を切り拓く―育種学の役割―(第3回)」 

 日本学術会議・育種学分科会では、将来の持続的な社会の発展ために育種学はどのような貢献ができるか忌憚ない議論する場を提供するため、公開シンポジウム「地球の未来を切り拓く―育種学の役割―」を開催しています。
 地球規模の気候変動による生産減少、世界的な食料需要の増大、我が国の食料自給率の低下など食糧の安定供給に対する国民の不安が高まっている。その一方で、世界中で多様なデータを活用したスマート農業に基づいた農業体系が浸透しつつあります。そこで第3回公開シンポジウムは北海道大学の野口伸教授、および株式会社Happy Qualityの宮地 誠氏をお招きし、「スマート農業と育種学」というテーマで開催します。第一部では両名にはスマート農業の現状と将来展望についてご講演いただき、第二部では両名を交えてスマート農業と協調しながら育種学がどのように持続的な社会の実現に貢献できるかについて議論します。皆様のご参加をお待ちしております。

イベント概要

開催日時 2022/9/1(木)15:00~17:00
開催地 オンライン配信
対象 どなたでも
定員 1,000名
プログラム
挨拶
15:00 開会の挨拶及び趣旨の説明
佐藤豊(日本学術会議連携会員、国立遺伝学研究所教授)

第1セッション「講演会」

◇総合司会:有村 慎一(東京大学大学院農学生命科学研究科准教授)
15:05 「スマート農業の現状と将来展望」
野口 伸(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院農学研究院副研究院長・教授)
15:25 「Data-driven agricultureによる新たな農業経営」
宮地 誠(株式会社Happy Quality代表取締役)
15:35 休憩

第2セッション「パネルディスカッション」

◇総合司会:磯部 祥子(公益財団法人かずさDNA研究所先端研究開発部室長)
15:45 パネルディスカッション
野口 伸(日本学術会議連携会員、北海道大学大学院農学研究院副研究院長・教授)
宮地 誠 (株式会社Happy Quality代表取締役)
江花 薫子(農業・食品産業技術総合研究機構、遺伝資源研究センターチーム長)
有村 慎一(東京大学大学院農学生命科学研究科准教授)
坂本 亘(日本学術会議連携会員、岡山大学資源植物科学研究所教授)
閉会の挨拶
17:00
経塚 淳子(日本学術会議第二部会員、東北大学生命科学研究科教授)
 申込み 参加費無料・要事前申込
以下のリンク先にある申込フォームより登録
申し込みフォームへのリンク
Zoomウェビナーの最大視聴人数に達し次第締切
※登録完了後、ウェビナー視聴案内のメールが届きます。
 問い合わせ 佐藤豊(大学共同利用機関情報・システム研究機構国立遺伝学研究所)
E mail:yusato*nig.ac.jp(送信の際は*を@に変更してください。)
備考 主催:日本学術会議農学委員会育種学分科会
共催:一般社団法人 日本育種学会