公開シンポジウム「チバニアン、学術的意義とその社会的重要性」

 千葉県市原市の地層「千葉セクション」が、国際基準の地層境界である「国際境界模式層断面とポイント(GSSP)」に認定され、約77万4千年前~約12万9千年前の地質時代の名称が「チバニアン」と名づけられることになった。世界で認定された74カ所に、初めて日本の地層が選ばれたことになる。今回の決定に至る過程には科学者の努力だけでなく、地層が存在する市原市の協力も大きく貢献している。
 本シンポジウムでは、高い関心を集めているチバニアンの決定における過程を振り返り、背景となるGSSPとは何かを含めて、その科学的な意義を紹介する。また、チバニアンの決定が及ぼす社会的な重要性に関しても議論する。

イベント概要

日時 2022年 5月24日(火)13:00~17:10
開催地 ハイブリッド開催
定員 170名
プログラム
司会
益田 晴恵(日本学術会議連携会員,大阪市立大学大学院理学研究科教授)
13:00-13:10 挨拶(1)
文部科学省
13:00-13:10 挨拶(2)
梶田 隆章(日本学術会議会長・第三部会員、東京大学宇宙線研究所教授)
13:15-13:45 「Chibanian GSSP承認に至るIUGSの役割と我が国の地質学研究における意義:シンポジウム趣旨説明に代えて」
北里 洋(日本学術会議特任連携会員、IUGS執行理事、早稲田大学教育・総合科学学術院招聘研究員)
13:45-14:05 「学術会議の国際活動の重要性」
髙村 ゆかり(日本学術会議国際担当副会長・第一部会員、東京大学未来ビジョン研究センター教授)
14:05-14:35 GSSPs - International Geostandards and Milestones in the History of Planet Earth.
Stanley C. Finney(IUGS Secretary General, Professor, California State University at Long Beach)
14:35-15:00 Recent development of Quaternary Stratigraphy.
Martin J. Head(Vice-Chair of ICS Subcommission of Quaternary Stratigraphy, Professor, University of Toronto)
15:00-15:30 「チバニアンGSSPの特徴と、その学術上の意義」
岡田 誠(茨城大学理学部教授)
15:30-15:45(休憩)
15:45-16:15 「基礎自治体の立場からの学術研究支援について」
小出 譲治(千葉県市原市長)
16:15-17:05 総合討論
司会:木村 学(日本学術会議連携会員、国立研究開発法人海洋研究開発機構海域地震火山部門アドバイザー)
(1)地学教科書に於ける取り扱いについて
 川辺 文久(文部科学省初等中等教育局教科書調査官)
(2)SDGs 実現のための地学教育の役割(10分)
 久田 健一郎(日本地学教育学会会長)
17:05-17:10 閉会にあたって
堀 利栄(日本学術会議第三部会員、愛媛大学副学長・大学院理工学研究科教授)
 申込方法 以下のページのリンク先よりお申込みください
参加申し込みページへのリンク
 問い合わせ 西 弘嗣(福井県立大学恐竜学研究所)
Email:hiroshi.nishi.b3(a)tohoku. ac.jp
※(a)を@にしてお送りください。
備考 主 催:日本学術会議地球惑星科学委員会IUGS分科会、地球惑星科学委員会地球惑星科学国際連携分科会INQUA小委員会、東北大学学術資源研究公開センター東北大学総合学術博物館
共 催:日本地球惑星科学連合、日本地質学会、日本古生物学会、日本第四紀学会、福井県立大学恐竜学研究所
後 援:東京地学協会、 大学共同利用機関法人情報・システム研究機構国立極地研究所、国際地質科学連合(IUGS)、茨城大学