公開シンポジウム「アト秒レーザー科学研究施設(ALFA)計画の現状と展望」
近年のパルスレーザー技術の進展により、100アト秒を切る時間幅を持つ超短パルスの発生が可能となった。このアト秒領域の超短パルスを用いれば、物質中の電子の動きを実時間で観測することが可能となるため、物質科学、生命科学、電子工学、創薬、医療など様々な学術・産業分野において新たなイノベーションがもたらされると期待されている。アト秒レーザー科学研究施設(ALFA)構想は、自然科学の広い分野の研究者コミュニティーに期待されている光源施設の構想である。「アト秒レーザー科学研究施設」の実現によって、我が国がリードする新たな学術分野が創出され、世界的な発展をもたらす可能性にも期待がかかる。本シンポジウムでは、計画の実現に向けて光源施設の構想の詳細を紹介するとともに、新光源によって開拓される広範な研究分野のフロンティアについて議論する。「アト秒レーザー科学研究施設」が国際的に開かれたユーザーファシリティーとして我が国の研究、教育、人材育成に果たす役割について、またこの施設の実現によって我が国が先導するポテンシャルのある研究領域の展開について、議論する。
イベント概要
日時 | 2022年3月8日(火)13:00~18:00 |
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開催地 | 大学共同利用機関法人自然科学研究機構分子科学研究所 (愛知県岡崎市明大寺町字西郷中38番地)及びオンライン(ハイブリッド開催) |
対象 | どなたでも参加いただけます |
参加費 | 無料 |
プログラム |
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申込み | (事前申し込み)受付は終了いたしました |
問合せ | 岡本 裕巳(分子科学研究所) aho_at_ims.ac.jp(_at_ は@に変換してください) |
備考 | 主催:日本学術会議化学委員会物理化学・生物物理化学分科会 共催:大学共同利用機関法人自然科学研究機構分子科学研究所、大学共同利用機関法人自然科学研究機構分子科学研究所メゾスコピック計測研究センター、自然科学研究機構新分野創成センター先端光科学研究分野 |