労働政策フォーラム「ワーク・ライフ・バランス研究の新局面─データ活用基盤の整備に向けて─」

 日本学術会議経済学委員会ワークライフバランス研究分科会では、これからの時代にふさわしいワークライフバランス実現への課題を経済学的観点から議論してきた。2017年9月には報告「労働時間の規制の在り方に関する報告」を表出した。その後、経済社会における長時間労働対策が進展してきたが、2020年始めからのコロナ禍の影響は大きく、働く人々はこれまでとは異なる、新たなワーク・ライフ・バランスの問題にも直面している。本シンポジウムでは、新たな時代における有効な政策立案に資することを目指して、ワーク・ライフ・バランスに関する最新の研究成果を報告するとともに、さらなる研究の発展に必要なデータの活用・基盤整備のあり方について広範に議論する。

イベント概要

日時 2022年3月3日(木)13:30~16:45
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
定員 1000名(事前申込)
参加費 無料
プログラム
司会:大石 亜希子(日本学術会議連携会員、千葉大学大学院 社会科学研究院 教授)
13:30~13:35 開会あいさつ
樋口 美雄(労働政策研究・研修機構 理事長)
13:35~14:00 報告1「EBPM分析レポート・時間外労働の上限規制」
戸田 淳仁(厚生労働省 政策企画官(政策統括官付参事官付統計・情報総務室併任))
14:00~14:10 討論1
宇南山 卓(日本学術会議 連携会員、京都大学経済研究所 教授)
14:10~14:35 報告2「新型コロナウイルス感染症の影響下におけるワーク・ライフ・バランス」
臼井 恵美子(日本学術会議 連携会員、一橋大学経済研究所 教授)
(佐藤繭香・松下美帆と共著)
14:35~14:45 討論2
安井 健悟(日本学術会議 連携会員、青山学院大学 経済学部 教授)
14:45~14:55 休憩(10分)
14:55~15:20 報告3「コロナ禍における休校が家族に及ぼす影響」
横山 泉(一橋大学大学院 経済学研究科 准教授)
(高久玲音と共著)
15:20~15:30 討論3
中村 さやか(日本学術会議 連携会員、名古屋大学大学院 経済学研究科 准教授)
15:30~15:55 報告4「テレワーク環境整備とワーク・ライフ・バランス」
大竹 文雄(日本学術会議 第一部会員、大阪大学 感染症総合教育研究拠点 特任教授)
15:55~16:05 討論4
角谷 快彦(日本学術会議 連携会員、広島大学大学院 人間社会科学研究科 教授)
16:05~16:40 総括討論「ワーク・ライフ・バランス研究発展のためのデータ基盤整備に求められるもの」
臼井 恵美子(日本学術会議 連携会員、一橋大学経済研究所 教授)
大竹 文雄(日本学術会議 第一部会員、大阪大学 感染症総合教育研究拠点 特任教授)
戸田 淳仁(厚生労働省 政策企画官(政策統括官付参事官付統計・情報総務室併任))
中井 雅之(労働政策研究・研修機構 主席統括研究員)
横山 泉(一橋大学大学院 経済学研究科 准教授)
16:40~16:45 閉会あいさつ
大竹 文雄(日本学術会議 第一部会員、大阪大学 感染症総合教育研究拠点 特任教授)
 申込み 参加費無料・事前申込(2022年3月2日(水曜)15時まで)※定員に達し次第、お申込み受付を終了させていただきます。
参加をご希望の方は以下のページのリンク先よりお申込みください。
参加申込みページへのリンク
 問合せ メールアドレス:forum(a)jil.go.jp※(a)を@にしてお送りください.
備考 主催:独立行政法人労働政策研究・研修機構、日本学術会議経済学委員会ワークライフバランス研究分科会
共催:科学研究費補助金基盤(B)非典型時間帯就労が労働者と子どものアウトカムに及ぼす影響に関する研究(研究代表者・大石亜希子)