公開シンポジウム「縮退時代において、20年後のまち・社会を考える~宇宙×都市×遺伝子×生態~」

 少子高齢化による地域社会の縮退、激甚化・頻発化する災害、地球環境問題の顕在化など課題が輻輳化する中で、既存の発想にとらわれない科学分野間の融合により、人間と自然が調和する新たな社会像が求められています。本シンポジウムでは、宇宙、生態、遺伝子、都市の各領域で、地域に根ざした諸問題の解決に取り組む産官学の若手の実践から、縮退時代における20年後のまち・社会と実現に向けた分野間の連携・融合を議論します。

動画はこちらから御覧ください。

イベント概要

日時 2022年3月1日(火)13:00~17:00
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
定員 約1000名(事前申込先着順)
参加費 無料
プログラム
13:00-13:20
開会挨拶
岩崎 渉(日本学術会議連携会員、若手アカデミー代表、東京大学大学院新領域創成科学研究科教授)
趣旨説明
石川 麻乃(日本学術会議連携会員、若手アカデミー会員、東京大学大学院新領域創成科学研究科准教授)
13:20-14:20 講演
「宇宙農業から考える20年後のまち・社会:地球と宇宙の食の課題解決を目指す共創プログラム」
小正 瑞季(一般社団法人SPACE FOODSPHERE代表理事、リアルテックホールディングス株式会社 グロースマネージャー)
「生態系から考える20年後のまち・社会:宇宙船地球号と持続可能な生態系」
東樹 宏和(京都大学生態学研究センター准教授、サンリット・シードリングス株式会社 創業者/取締役)
「環境DNAから考える20年後のまち・社会:環境DNAによる生物多様性観測と自然共生社会実現への道」
内井 喜美子(大阪大谷大学薬学部助教)
「流域から考える20年後のまち・社会:水と緑、人とまちの、つながりの再構築に向けて」
朝田 将(国土交通省水管理・国土保全局河川計画課河川計画調整室長)
14:20-14:35 休憩
14:35-15:20 講演
「都市空間から考える20年後のまち・社会:機能や主体が混ざり合うより自由な都市へ」
三牧 浩也(柏の葉アーバンデザインセンター 副センター長)
「アフリカから考える20年後のまち・社会:つくられる都市からつくる都市へ」
小野 悠(日本学術会議連携会員、若手アカデミー幹事、豊橋技術科学大学大学院工学研究科准教授)
「地方創成人材から考える20年後のまち・社会:地域の寛容性が未来をつくる」
岡 祐輔(福岡県糸島市企画部経営戦略課主任主査)
15:20-15:35 休憩
15:35-16:20 総合討論1
パネリスト:
 前述の講演者7名
コーディネーター:
 遠藤 良輔(日本学術会議連携会員、若手アカデミー会員、大阪府立大学大学院生命環境科学研究科講師)
16:20-16:50 総合討論2
パネリスト:
 岩崎 渉(再掲)
 北島 薫(日本学術会議第二部会員、京都大学農学研究科教授)
 後藤 英司(日本学術会議連携会員、千葉大学大学院園芸学研究科教授)
 佐々木 葉(日本学術会議第三部会員、早稲田大学理工学術院教授)
コーディネーター:
 田井 明(日本学術会議連携会員、若手アカデミー会員、九州大学大学院工学研究院環境社会部門准教授)
16:50 閉会挨拶
田井 明(再掲)
 申込み 参加費無料
以下のページのリンク先より事前に参加登録をしてください。
参加申込みページへのリンク
 問合せ 小野 悠(豊橋技術科学大学)
E-mail: ono.haruka.ac(a)tut.jp((a)を@に変更)
備考 主催:日本学術会議 若手アカデミー越境する若手科学者分科会、土木工学・建築学委員会気候変動と国土分科会、土木工学・建築学委員会感染症拡大に学ぶ建築・地域・都市のあり方分科会、土木工学・建築学委員会都市・地域デザインの多様なアプローチ分科会、環境学委員会・統合生物学委員会合同自然環境分科会、統合生物学委員会・基礎生物学委員会合同生態科学分科会、農学委員会農業生産環境工学分科会