現在、新型コロナウイルスの感染症については、未だ終息を見せない中にあり、世界に目を向ければまだまだ通常の生活に戻るにはほど遠いように思う状況が続きます。そのような中、明らかに世界は大きな変容の中にあり、働き方や会議はリモートへ等、徐々にライフスタイルも変わってきています。
こうした状況に鑑み、数世代先の未来の立場に立って、その視点から現代をふり返って現世代が将来可能性を最も発揮できるような社会の仕組みをデザインする『フューチャー・デザイン』という手法を使う有益性を人類全体が感じる時代が到来するものと考えています。
そのため、今回開催する「フューチャー・デザイン2022」は、コロナ後の世界をどのようにデザインすれば良いのかについて、政治や行政機関、経済や企業、学術研究などの専門家の智恵を集め、皆様で考えるためのシンポジウムとして位置付けています。
イベント概要
日時 |
2022年1月29日(土)10:30~17:15
1月30日(日) 9:30~17:05 |
開催地 |
オンライン開催 |
対象 |
どなたでも参加いただけます |
定員 |
500名(事前申込) |
プログラム |
1日目 1月29日(土)
- 10:30~10:40 開会のあいさつ
- 小林 慶一郎(慶應義塾大学経済学部教授・東京財団政策研究所研究主幹)
- 10:40~11:10 「フューチャー・デザイン2022」
- 西條 辰義(日本学術会議連携会員、東京財団政策研究所・総合地球環境学研究所・高知工科大学)
- 11:10~11:35 「ウィズコロナ/ポストコロナのフューチャー・デザインについてのA班事前セッション」
- 中川 善典(日本学術会議連携会員・高知工科大学・総合地球環境学研究所)
- 藤島 和典(一般社団法人フューチャー・デザイン)
- 11:35~12:25 パネルディスカッション&質疑応答
- 【A班】小林 慶一郎(慶應義塾大学経済学部教授・東京財団政策研究所研究主幹)
- 永野 あきほ(ミシガン大学公共政策大学院)
- 神津 多可思(日本証券アナリスト協会専務理事)
- 12:25~13:25 昼休み
- 13:25~13:50 「ウィズコロナ/ポストコロナのフューチャー・デザインについてのB班事前セッション」
- 中川 善典(日本学術会議連携会員・高知工科大学・総合地球環境学研究所)
- 渡邊 基文(一般社団法人フューチャー・デザイン)
- 13:50~14:40 パネルディスカッション&質疑応答
- 【B班】廣光 俊昭(経済学研究者(在米国日本国大使館公使))
- 松本 紹圭(現代仏教僧・世界経済フォーラム(ダボス会議)Young Global Leader)
- 佐藤 主光(一橋大学政策大学院経済学研究科教授・東京財団政策研究所研究主幹)
- 14:40~14:50 休憩
- 14:50~15:15 「新型コロナウイルス対策と課題:フューチャーデザインの観点から」
- 千葉 安佐子(東京財団政策研究所)
- 15:15~15:40 「未来社会の会話づくりからわかること」
- 熊澤 輝一(総合地球環境学研究所)
- 15:40~16:05 「将来世代考慮のための制度類型と世代継承に関する意識調査」
- 田崎 智宏(国立環境研究所)
- 16:05~16:15 休憩
- 16:15~17:10 基調講演“From Growth to Thriving: humanity's 21st century journey”
- Kate Raworth (University of Oxford)
- 17:10~17:15 閉会のあいさつ
- 中川 善典(日本学術会議連携会員・高知工科大学・総合地球環境学研究所)
2日目 1月30日(日)
- 9:30~9:35 開始のあいさつ
- 西村 直子(日本学術会議連携会員・立命館大学)
- 9:35~10:00 “Deliberative forms of democracy and intergenerational sustainability dilemma”
- Pankaj Koirala(Kochi University of Technology)
- 10:00~10:25 “Cycle of nature and sustainable development from a perspective of nitrogen inputs”
- Moinul Islam (Kochi University of Technology)
- 10:25~10:50 「将来世代への利他行動に対する現世代他者の評価」
- 井上 裕香子(高知工科大学)
- 10:50~10:55 休憩
- 10:55~11:20 「「大学のためのFuture Design」という活動」
- 塩川 雅美(大阪市立大学高等教育研究院)
- 11:20~11:45 「Google BERTのMLMを応用した未来思考のディープラーニング構想」
- 西本 博之(高知大学医学部医学科医療学講座(連繋医工学分野))
- 11:45~12:10 「フューチャー・デザインワークショップ:松阪市飯高町での経験から」
- 香坂 玲(日本学術会議連携会員・名古屋大学大学院環境学研究科)
- 12:10~12:40 昼休み
- 12:40~13:05 「高知県フューチャー・デザイン2050(仮)」
- 渡邊 基文(一般社団法人しあわせ推進会議、一般社団法人フューチャー・デザイン)
- 13:05~13:30 「高知県10年ビジョン(仮)」
- 舟越 康浩(土佐経済同友会)
- 13:30~13:55 「フューチャー・デザインによる開発テーマの創出(仮)」
- 長澤 敦雄(村田機械株式会社研究開発本部技術開発センター)
- 13:55~14:00 休憩
- 14:00~14:25 「ひきこもり支援におけるフューチャー・デザインの活用」
- 加藤 隆弘(九州大学病院精神神経科)
- 14:25~14:50 「朝日村におけるフューチャーデザイン実施報告」
- 山田 知輝(朝日村役場)
- 14:50~15:15 「松本市におけるフューチャー・デザインの取組み~小さな単位での実践に向けて~」
- 鈴木 絵里(松本市総合戦略局総合戦略室)
- 15:15~15:40 「公正な移行を経た京都のフューチャー・デザインー複合する社会課題に取り組むための試案」
- 一原 雅子(京都気候変動適応センター)
- 15:40~15:45 休憩
- 15:45~16:10 「2050年時点で2.4°C上昇した日本社会において、企業はどのような価値創造(価値提供)をしているか?」
- 鈴木 未生(NPO法人ER.)
- 16:10~16:35 「Fantasy Future Design Workshop HIYOSHI 2050~2050年の日吉(および綱島)の姿を考える~」
- 牧野 司(慶應義塾大学博士課程教育リーディングプログラム「超成熟社会発展のサイエンス」)
- 16:35~17:00 「フューチャー・デザイン・タウン矢巾の実践(仮)」
- 高橋 雅明(矢巾町企画財政課)
- 17:00~17:05 閉会のあいさつ
- 西村 直子(日本学術会議連携会員・立命館大学)
|
申込み |
以下のページのリンク先よりご登録ください。
参加申し込みフォームへのリンク |
問合せ |
FD2022事務局(088-821-7145)
メールアドレス:kutfuturedesign(a)gmail.com※(a)を@にしてお送りください |
備考 |
主催:日本学術会議経済学委員会・環境学委員会合同フューチャー・デザイン分科会、東京財団政策研究所、高知工科大学フューチャー・デザイン研究所
共催:総合地球環境学研究所、一般社団法人フューチャー・デザイン、一般社団法人しあわせ推進会議
後援:公益社団法人経済同友会、土佐経済同友会 |