公開シンポジウム「将来のエネルギー科学技術に向けたパワーレーザーと高エネルギー密度科学の役割と展望」

 日本学術会議総合工学委員会エネルギーと科学技術に関する分科会は、ハイパワーレーザーによる高エネルギー密度科学小委員会における審議結果を踏まえて、「パワーレーザー技術と高エネルギー密度科学の量子的飛躍と産業創成」と題する提言を2020年6月に公表した。この提言は以下の方策を述べている。「レーザー核融合」、「高圧物質科学」、「レーザー生成量子ビーム利用」、「レーザープロセス」等に関する研究開発が、次世代のエネルギー科学技術・産業活動への貢献とこれを担う人材育成の観点も踏まえて、激しい国際競争のもとで推進されており、我が国としてはこれらに伍して進められてきているパワーレーザー・高エネルギー密度科学の研究開発を、人材育成の観点にも力点をおいて一層強化することにオールジャパンで取り組むべきである。
 このシンポジウムにおいては、この提言を受け、2050年カーボンニュートラルが唱えられている今、パワーレーザー技術と高エネルギー密度科学に係る研究開発を、我が国のエネルギー科学技術の進展に必須の新技術・新材料の創成と人材育成に寄与することも視野に入れ、相互裨益を目指す関連産業分野との連携協力を含めてどのように強化するべきかを、熱エネルギー利用や熱・電気エネルギー変換に関する科学技術分野からの入力も得て議論する。

イベント概要

日時 令和4年 2月 3日(木)13:00 ~ 17:30
開催地 日本学術会議講堂及びオンライン(ハイブリッド形式)
プログラム
13:00 開会
前半司会 犬竹 正明(日本学術会議連携会員、東北大学名誉教授)
開会の辞 近藤 駿介(日本学術会議連携会員、原子力発電環境整備機構理事長
挨拶   吉村 忍 (日本学術会議 第三部部長)
     髙西 一光(IFEフォーラム座長)
     上坂 充 (内閣府原子力委員会委員長)
13:15 講演Ⅰ
フォトニック結晶面発光レーザーの進展と展望-究極の半導体パワーレーザーの実現を目指して-
野田 進 (日本学術会議連携会員、京都大学大学院工学研究科教授) 
エネルギー科学におけるレーザープロセッシングの課題と展望
小林 洋平 (東京大学物性科学研究所教授)
パワーレーザー・高エネルギー密度科学の課題と展望
兒玉 了祐 (日本学術会議連携会員、大阪大学レーザー科学研究所所長)
14:45
後半司会 三間 圀興 (日本学術会議連携会員、大阪大学名誉教授)
講演II
カーボンニュートラル実現に向けた熱エネルギー利用の現状と展望
藤岡 恵子(日本学術会議特任連携会員株式会社ファンクショナル・フルイッド代表取締役社長)
エネルギー科学技術におけるレーザー駆動量子ビームの利用
河内 哲哉(国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所所長)
エネルギー最適化に向けた東芝の取り組み
落合 誠 (東芝エネルギーシステムズ株式会社エネルギーシステム技術開発センタージエネラルマネージャー)
15:45~16:00 休憩
16:00 総合討論
タイトル:将来のエネルギー科学技術に向けたパワーレーザー技術と高エネルギー密度科学の役割と展望
コーディネーター 笹尾 真実子(日本学術会議連携会員 東北大学大学院名誉教授)
コメント:カーボンニュートラル実現に向けたレーザー技術の応用
久間 和生 (レーザー学会会長、国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構理事長)
パネリスト
岩田夏弥(大阪大学高等共創研究院准教授)
落合誠、河内哲哉、久間和生、兒玉了祐、小林洋平、野田進、藤岡恵子
17:20 閉会の辞
疇地 宏 (日本学術会議連携会員、大阪大学名誉教授)
17:30 閉会
 定員 日本学術会議講堂:150名※新型コロナ感染症拡大防止のため変更の可能性があります。
オンライン:450名
※新型コロナ感染症拡大防止のため、オンラインのみの参加へ変更させていただきます。
 申込方法(事前申し込み) 以下のページのリンク先よりご登録ください。定員になり次第締め切らせていただきます。
参加申し込みフォームへのリンク
 問合せ 大阪大学レーザー科学研究所内 事務局
大阪府吹田市山田丘2-6 TEL : 06-6879-7987
E-mail : scj22*ile.osaka-u.ac.jp ※*を@に変えて送信ください。
備考 主催:日本学術会議総合工学委員会エネルギーと科学技術に関する分科会、IFEフォーラム
共催:大阪大学レーザー科学研究所、国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構関西光科学研究所
協賛:一般社団法人レーザー学会、一般社団法人プラズマ・核融合学会、一般社団法人日本物理学会、日本加速器学会、光エレクトロニクスフォーラム、パワーレーザーフォーラム、日本フォトニクス協議会、光科学アライアンス
協力:株式会社オプトロニクス社