公開シンポジウム「生命科学分野におけるジェンダー・ダイバーシティ-大学・企業・学協会におけるダイバーシティ推進に向けた取り組み-」
生命科学分野は、保健(医学、歯学、薬学、看護学など)、家政学、農学、基礎生物学など多様な分野であり、女性の比率も大きく異なるが、総じて管理職の女性比率は学生の比率に比べて極めて低い。2020年に日本学術会議から発出した提言「社会と学術における男女共同参画の実現を目指して―2030年に向けた課題―」のなかで、生命科学分野における男女共同参画の課題として、大学院に進学する女子学生の増加、上位職の女性教員の増加、大学・学協会の執行部への女性の参画とそのためのポジティブ・アクションの積極的な導入が挙げられた。一方、多くの学協会においてジェンダー・ダイバーシティへの取り組みが進みつつあるが、その進捗状況や学協会間の連携には差異がある。また、大学における研究、上位職、執行部への女性の参画を推進するためには、生命科学分野の各領域に応じた取り組みも必要となる。そこで、今回のシンポジウムでは、ロールモデルとなる大学、学協会の取り組みを紹介していただき、さらに企業で女性活躍推進に貢献されてきた女性役員の方々に特に意識改革についての示唆をいただきます。 次のような観点からのご講演をいただきます。 大学から(生命科学分野の各領域に応じたとりくみも含めて) ・ジェンダー・ダイバーシティに関する教育 ・女性の大学院進学を推進する取り組み ・上位職の女性教員の増加へ向けた取り組み(評価方法の改革など) ・執行部への女性の参画推進の取り組み ・女性研究者のキャリア形成、維持、向上のための取り組み(研究環境の改善など) 企業から ・男女管理者の意識改革の取り組みとその成果 ・女性のリーダーシップ醸成(女性に自信を持たせるには) 学協会から ・女子学生の生命科学研究への参画推進の取り組み ・女性研究者のキャリア形成、維持、向上のための取り組み ・執行部への女性の参画推進の取り組み ・ダイバーシティ推進の取り組み ・学協会間の連携
イベント概要
日時 | 2021/12/19(日)14:00~18:00 |
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開催地 | オンライン開催(Zoom) |
対象 | どなたでも参加いただけます。 |
定員 | 約1000名(事前申込先着順) |
参加費 | 無料 |
プログラム |
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申込み | 参加費無料以下のページのリンク先より事前に参加登録をしてください。 参加申し込みページへのリンク お申し込みいただきました方には、12月17日に参加のURLをご案内いたします。届かない場合は、再度、お申し込み下さい。 |
お問い合わせ先 | シンポジウム事務局 メールアドレス:SCJ25.Symposium (a) gmail.com (a)を@に変更してください。 |
備考 | 主催:日本学術会議第二部生命科学ジェンダー・ダイバーシティ分科会、日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会 後援:文部科学省、厚生労働省、内閣府男女共同参画局、国立研究開発法人科学技術振興機構、公益社団法人日本薬学会、一般社団法人日本看護系学会協議会、一般社団法人日本医学会連合、一般社団法人日本歯科医学会連合、一般社団法人日本農学会、生活科学系コンソーシアム、生物科学学会連合、日本生命科学アカデミー、日本農学アカデミー、男女共同参画学協会連絡会、全国ダイバーシティネットワーク |