公開シンポジウム「科学的知見の創出に資する可視化 (7): 人間を識り活かす総合知をもたらす「視考」」

 日々生成される多種多様なビッグデータが、科学、社会、文化、教育、そして人間の身体や心にも大きな影響を与える時代になりつつある。その影響は極めて複雑かつ多様である。そのため、多種多様なビッグデータを統合的に有効活用して総合知を得ることを支援する「可視化」が、今、求められている。そのような可視化により、我々の思考はスピードアップされ、かつ、深化された「視考」となる。シリーズの7回目となる本シンポジウムは、日本学術会議に「科学的知見の創出に資する可視化分科会」が設立されて以来3年半わたって行われてきた、ビッグデータ時代の可視化のあり方に関する議論の総合報告であり、同時に、今後の可視化のあり方に関する様々なアイデアを議論する好機でもある。

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イベント概要

日時 2021/12/13(月)13:00-17:50
開催地 オンライン開催(ZoomWebinar参加 + YouTube配信)
対象 どなたでも参加いただけます
定員 Zoom Webinarは定員1000名、YouTube は定員無しです。
参加費 無料
プログラム
13:00~13:10
開会挨拶
小山田 耕二(総合工学委員長、日本学術会議会員、京都大学教授)
来賓挨拶
松尾 泰樹(内閣府科学技術・イノベーション推進事務局事務局長)
13:10~13:20 趣旨説明「多層型デジタル視考学:人間を識り活かす総合知をもたらす可視化」
田中 覚(日本学術会議連携会員、立命館大学教授)
13:20~14:05 講演(1)「可視化の新パラダイム策定」
藤代 一成(日本学術会議連携会員、慶應義塾大学教授)
14:10~14:55 講演(2)「ICT 時代の文理融合研究を創出する可視化」
田中 覚(日本学術会議連携会員、立命館大学教授)
15:00~15:45 講演(3)「社会に貢献するジャーナリズムとしての可視化」
伊藤 貴之(日本学術会議連携会員、お茶の水女子大学教授)
15:50~16:35 講演(4)「細胞・身・心のマルチスコピック可視化新パラダイム」
跡見 順子(日本学術会議特任連携会員、東京農工大学客員教授・東京大学名誉教授)
16:45~17:45 総合討論「人間を識り活かす総合知をもたらす可視化を目指して」
モデレータ:竹島 由里子(東京工科大学教授)、清水 美穂(東京農工大学客員准教授)
パネリスト:シンポジウム講演者、小山田 耕二、萩原 一郎
17:45 閉会挨拶
萩原 一郎(日本学術会議連携会員,明治大学研究特別教授・東京工業大学名誉教授)
 申込み 以下のページのリンク先よりお申込み下さい。
Zoom Webinarからの参加:参加申し込みページ(Google Form)へのリンク
YouTubeによる当日配信:YouTube配信へのリンク
 問合せ 立命館大学情報理工学部 田中覚
stanaka*is.ritsumei.ac.jp (*を@に変更してください)
備考 主催:日本学術会議総合工学委員会 科学的知見の創出に資する可視化分科会
共催:立命館大学アート・リサーチセンター 文部科学省国際共同利用・共同研究拠点「日本文化資源デジタル・アーカイブ国際共同研究拠点」、 可視化情報学会、日本シミュレーション学会、画像電子学会、芸術科学会、画像情報教育振興協会(CG-ARTS)、情報処理学会 コンピュータグラフィックスとビジュアル情報学研究会、人文科学とコンピュータ研究会、お茶の水女子大学文理融合 AI・データサイエンスセンター