コロナ禍からの復興とともに地球温暖化の防止や生物多様性保全の実現を通して持続可能な社会の構築を目指すグリーンリカバリーが注目されている。農業はCO2を排出し生態系へのインパクトも大きい産業であるが、一方で食料の安定供給は一層重要な課題となっている。本シンポジウムでは作物生産において生産性を維持しながらグリーンリカバリーやカーボンニュートラルにどのような寄与ができるかについて議論し、理解を深める。
イベント概要
| 日時 |
2021/12/4(土)13:00-16:50 |
| 開催地 |
オンライン開催 |
| 対象 |
どなたでも参加いただけます(事前登録要) |
| 定員 |
200名 |
| 参加費 |
無料 |
| プログラム |
- 13:00~13:10 開会挨拶
- 松本 宏(日本学術会議第二部会員・植物保護科学分科会委員長、筑波大学名誉教授)
- 13:10~13:45 グリーンリカバリーに貢献する持続可能な害虫防除-天敵利用を中心として-
- 日本 典秀(京都大学大学院農学研究科教授)
- 座長:徳田 誠(佐賀大学農学部准教授)
- 13:45~14:20 グリーンリカバリーに資する植物病害防除法の開発基盤-抵抗性誘導剤と微生物農薬-
- 能年 義輝(岡山大学大学院環境生命科学研究科准教授)
- 座長:山次 康幸(東京大学農学生命科学研究科教授)
- 14:20~14:55 みどり戦略における緑肥活用の意義
- 荒木 肇(新潟食料農業大学 食料産業学部教授)
- 座長:水口 亜樹(日本学術会議連携会員・福井県立大学生物資源学部准教授)
- 14:55~15:10 休憩
- 15:10~15:45 植物ホルモン・アブシシン酸の機能調節による耐乾性制御
- 岡本 昌憲(宇都宮大バイオサイエンス教育研究センター准教授)
- 座長:岡田 憲典(東京大学農学生命科学研究科准教授)
- 15:45~16:20 グリーンリカバリーを目指したネオオーガニック
- 松田 一彦(近畿大学農学部 応用生命化学科教授)
- 座長:塩月 孝博(島根大学生物資源科学部教授)
- 16:20~16:50 総合討論
- 司会:渡辺 京子(日本学術会議連携会員・玉川大学農学部教授)
- 16:50 閉会
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| お申込み |
メールで下記お問い合わせ先までお申込みください(11月27日(土)まで)。
ZoomのURLをお知らせいたします。
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| お問い合わせ |
松本 宏(日本学術会議第二部会員・植物保護科学分科会委員長)
E-mail: hmatsu*biol.tsukuba.ac.jp (*を@に変更)
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| 備考 |
主催:日本学術会議 農学委員会 植物保護科学分科会
共催:日本植物保護科学連合 |