公開シンポジウム「21世紀の国難災害を乗り越えるレジリエンスとは~防災統合知の構築戦略~」

 南海トラフ地震、首都直下地震など巨大災害の発生が切迫している。また、地球規模の気候変動により、全国的に甚大な水害の発生の危険性が高まっていて、経済・社会活動が集中する首都圏では深刻である。こうした国難級リスクに適切に備え、被害を軽減し、並びに早期に回復する力、つまり災害レジリエンスの向上を図るためには、既存の学問分野の枠組みに囚われず、人文社会科学も含めた「総合知」により立ち向かう必要がある。他分野で活躍する日本を代表する研究者らによって、その構想や戦略について討議する。

イベント概要

日時 2021/11/6(土)16:30-18:00
開催地 オンライン(Zoom、You Tube Live配信)(オンラインぼうさいこくたい特設サイト)
対象 どなたでも参加いただけます
定員 なし
参加費 無料
プログラム
16:30 開会挨拶
林 春男(国立研究開発法人防災科学技術研究所理事長、日本学術会議連携会員)
16:35 災害レジリエンスの「型」の構築
永松 伸吾(国立研究開発法人防災科学技術研究所災害過程研究部門部門長/関西大学社会安全学部教授)
16:45 リアルタイム災害科学の創成とレジリエンスの数量化
越村 俊一(東北大学災害科学国際研究所教授)
16:55 洪水予測を効果的に用いてレジリエンスを高めよう
宮本 守(国立研究開発法人土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター 研究員)
17:05 インフラストラクチャー・レジリエンス・フレームワーク
大西 正光(京都大学防災研究所巨大災害研究センター准教授)
17:15 被災現場の知見をいかにつないでいくのか―実務者と研究者の共創的取り組み―
荒木 裕子(名古屋大学減災減災連携研究センター特任准教授)
17:25 統合知でレジリエンスを高めるオンライン・シンセシス・システム
井ノ口 宗成(国立研究開発法人防災科学技術研究所主幹研究員/富山大学都市デザイン学部准教授)
17:35 総合討論
司会:川崎 昭如(日本学術会議連携会員、東京大学特任教授、未来ビジョン研究センター グローバル・コモンズ・センター)
17:55 閉会挨拶
小池 俊雄(国立研究開発法人土木研究所水災害・リスクマネジメント国際センター(ICHARM)センター長、日本学術会議第三部会員)
 申込み 参加費無料・事前申込要
ぼうさいこくたいホームページプログラムのページにYouTube Live配信用URLを掲載いたします。
 問合せ 国立研究開発法人防災科学技術研究所 イノベーション共創本部共創推進室
mizumotos*bosai.go.jp、k-igarashi*bosai.go.jp (*を@に変更して送信して下さい)
備考 主催:日本学術会議土木工学・建築委員会IRDR分科会
共催:防災減災連携研究ハブ(JHoP)
※本シンポジウムは防災推進国民大会2021の出展企画です