公開シンポジウム「生命科学分野におけるジェンダー・ダイバーシティ-大学における女性リーダーから見た課題と展望-」
COVID-19のパンデミックにより世界的な健康危機が到来している。従来の知識と考え方では太刀打ちできない課題が次々に生じている。不確実な状況が続く中、多様な価値に基づき、複雑で重層的な課題解決に取り組み、人々の幸せや平和を希求できる社会をめざす人材の育成が必要とされている。多様性を重視した教育の重要性が叫ばれる中、大学において、ジェンダー・ダイバーシティについて教育ならびに大学運営に反映するようになってきた。このような取り組みを推進する上で、大学運営に携わるリーダーには大きな社会的な期待がかけられている。一方、本分科会の調査によると大学運営に携わる女性リーダー(学長、学部長)の割合は極めて少ないことが明らかになっている。ことに生命科学分野においては、著明である。 そこで、生命科学分野において大学の女性リーダーとして活躍されている先生方に、次のような観点からの示唆を頂きたい。 ・組織の運営側(リーダー)に女性がなることにより新たに見えてくるものがあるだろうか。 ・大学運営にあたる女性リーダーが今、何を考え、大切にして、この難局を乗り越えていこうとしているか。 ・生命科学分野のリーダーシップをとることの難しさはあるのか?あるとすればどのようなことなのか。 ・将来の女性リーダーへの期待はどのようなことか。 ・学長の立場から、大学における男女共同参画の取り組みの紹介 大学運営、大学改革 女性学長としての取り組みや課題 本シンポジウムでは、現状で生命科学分野において極めて少数である女性学長に登壇いただき、女性学長ならではの視点からジェンダー・ダイバーシティの課題や論点について検討いただく。課題や論点を次に開催予定の大学の男性総長の登壇するシンポジウムにつなぎ、男性リーダーや多様な立場の人々の意見を含め、ジェンダー・ダイバーシティについて広く論議を進めていきたい。
イベント概要
日時 | 2021/10/28(木)13:00-16:30 |
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開催地 | オンライン開催(Zoom) |
対象 | どなたでも参加いただけます |
定員 | 約1000名(事前申込先着順) |
参加費 | 無料 |
プログラム |
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申込み | 参加費無料
以下のページのリンク先より事前に参加登録をしてください。 参加申し込みページへのリンク お申し込みいただいた方には、10月27日にウェビナーに接続するためのURLをお送りいたします。 |
問合せ先 | 熊谷 日登美(日本大学生物資源科学部教授) メールアドレス:SCJ25.Symposium (a) gmail.com ※(a)を@に変更してください。 |
備考 | 主催:日本学術会議第二部生命科学ジェンダー・ダイバーシティ分科会、日本学術会議科学者委員会男女共同参画分科会 後援:文部科学省、内閣府男女共同参画局、国立研究開発法人科学技術振興機構、公益社団法人日本薬学会、一般社団法人日本看護系学会協議会、一般社団法人日本医学会連合、一般社団法人日本歯科医学会連合、一般社団法人日本農学会、生活科学系コンソーシアム、生物科学学会連合、日本生命科学アカデミー、日本農学アカデミー、男女共同参画学協会連絡会、全国ダイバーシティネットワーク |