公開シンポジウム「食を通して全ての人に健康を」
日本では、食品の機能性という概念が1980年代に世界に先駆けて誕生し、食品の機能性研究が精力的に行われてきました。多くの研究成果が特定保健用食品の形で消費者に提供されるようになり、食品の研究が生活習慣病予防に貢献する道筋を築いてきたといえます。一方、食と健康に関する情報の正しい理解の不足、メタボリックシンドロームに加えてロコモティブシンドロームへの対応など、食品の分野には解決しなくてはならない課題がまだ数多く残されています。また、運動や腸内細菌などが健康に影響をおよぼすという新たな科学的知見が蓄積され、食と健康をめぐる研究には既存の研究領域を超えた新たな連携が求められるようになってきました。さまざまな課題の解決に向けてビックデータやAIの利用が始まりつつあり、食と健康の研究は新たなフェーズを迎えつつあります。本シンポジウムでは、食と健康に関する課題について考えると共に、未来の研究を展望する機会となるよう、幅広い分野の研究者からご講演いただきます。
イベント概要
日時 | 2021/9/14(火)13:30~16:20 |
---|---|
開催地 | オンライン開催 |
対象 | どなたでも参加していただけます(事前登録要)。 |
定員 | 1000名 |
プログラム |
|
申込み | こちらから事前参加申込みをお願いいたします。 |
問い合わせ | E-mail: SCJ25.Symposium*gmail.com (*を@に変更) |
備考 | 主催:日本学術会議 農学委員会・食料科学委員会合同 農芸化学分科会 後援:日本農芸化学会、日本栄養・食糧学会、日本食品科学工学会、日本フードファクター学会 |