公開シンポジウム「新型コロナウイルス禍に学ぶ応用物理: 未来社会に向けて」

 新型コロナウイルスの診断・治療には、応用物理の知見が様々な角度から寄与している。また未来社会にむけての感染症対策や生活様式の発展においても、応用物理の寄与が期待される。本シンポジウムでは、応用物理学会がタイムリーにまとめたWebコラム「新型コロナ禍に学ぶ応用物理」にもとづき、コロナ対応に寄与する応用物理の役割を一線の研究開発者に講演いただき、本ケーススタディーをもとに未来社会にむけた応用物理の役割を考える機会とする。

イベント概要

日時 2021年 3月17日(水)13:00-18:00
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加いただけます
定員
参加費 無料
プログラム
13:00 はじめに
波多野 睦子(日本学術会議連携会員、東京工業大学工学院電気電子系教授)
13:05 講演「呼吸器感染症を引き起こす新興・再興ウイルスの検査診断」
影山 努(国立感染症研究所インフルエンザウイルス研究センター室長)
13:35 講演「ウイルスの観察技術と治療法開発への応用」
南保 明日香(長崎大学感染症共同研究拠点教授)
14:05 講演「創薬を目指したSPring-8/SACLAの構造生物学研究」
山本 雅貴 (理化学研究所放射光科学研究センター部門長)
14:45 講演「PCR法による検査(原理)」
永井 秀典(理化学研究所生命工学領域、研究グループ長)
15:15 講演「X線CTとAI画像診断2-AIによるX線CT画像診断支援-」
藤田 廣志 (岐阜大学工学部特任教授/名誉教授)
15:45 講演「COVID-19診断とバイオセンサ研究」
民谷 栄一(産業技術総合研究所生命工学領域ラボ長/大阪大学工学研究科教授)
16:25 講演「イオン電流~ナノポアと機械学習を用いたウイルス検査」
筒井 真楠(大阪大学産業科学研究所准教授)
16:55 講演「深紫外光とウイルス不活化への応用」
青柳 克信(立命館大学総合科学技術研究機構上席研究員)
17:25 講演「新しい生活様式を快適に過ごすための技術」
藤野 弘行(株式会社NTTドコモ)
17:55 おわりに
伊藤 公平(日本学術会議第三部会員、慶應義塾大学理工学部教授)
 申込み 以下のページのリンク先にある参加登録フォームよりお申込み下さい。
参加申し込みページへのリンク
 問い合わせ先 伊藤公平 (慶應義塾大学)
E-mail: kitoh*appi.keio.ac.jp(*を@に変更)
備考 主催:日本学術会議総合工学委員会未来社会と応用物理分科会、公益社団法人応用物理学会