公開シンポジウム「大学入試改革と歴史系科目の課題」
日本学術会議史学委員会中高大歴史教育に関する分科会は、さる2019年11月22日、大学入学共通テストの導入を見据えつつ、「提言歴史的思考力を育てる大学入試のあり方」を発表しました。そこでは、「世界史未履修問題」の反省に立ち、新必修科目「歴史総合」を大学入学共通テストの出題科目に組み込むとともに、歴史的思考力を測るための作問上の留意点を提案し、大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)を中心に、実際の問題例を提示しました。
大学入試の歴史系科目の改革は、これまでもいくつかの個別の大学で取り組まれてきたほか、早稲田大学を世話役として大規模な私立大学を中心に文部科学省委託研究が進められ、2019年11月、「高大接続改革に資する、思考力・判断力・表現力等を問う新たな入学者選抜(地理歴史科・公民科)における評価手法の調査研究成果報告書」が公表されました。
そこで、今回のシンポジウムでは、大学入学共通テストと個別大学試験(二次試験)について、(1)「提言歴史的思考力を育てる大学入試のあり方」の意義と課題の検討、(2)大学入試の歴史系科目改革の試みと課題、について、高校、大学双方の側から報告者を立て、討論することにしました。ご多忙な時期とは思いますが、ご来場いただきたく、御願い申し上げます。
イベント概要
日時 | 令和 2年10月18日(日) 13:00-17:30 |
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開催地 | オンライン開催 |
対象 | どなたでも参加いただけます |
定員 | 500名 |
プログラム |
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申込み | 参加費無料・事前申込(申込フォームより) 申し込みフォームはこちらから |
申込み締め切り | 10月15日(木) |
問い合わせ先 | 若尾政希(日本学術会議会員) メールアドレス:wakao.masaki(a)r.hit-u.ac.jp ※(a)を@にしてお送りください. |
備考 | 主催:日本学術会議史学委員会・史学委員会中高大歴史教育に関する分科会 共催:日本歴史学協会、高大連携歴史教育研究会 |