公開シンポジウム「Withコロナの時代に考える人間の「ちがい」と差別 ~人類学からの提言~」

新型コロナウィルス(COVID-19)のパンデミックの中、社会の各所で、他者や他集団に対する差別や排除が表面化しています。その象徴的な出来事として、米国での黒人暴行死をきっかけにブラック・ライブズ・マター(BLM)運動が世界中に広がりましたが、このような差別は全ての社会に潜む、私たち一人一人の問題です。 この古くて新しい問題に、私たちはどう向き合うべきなのでしょうか?人間の「ちがい」とは何か?差別解消に近づく糸口はあるのか?人間が人間として共有すべき価値観とは何か?本シンポジウムでは、こうした人間の「ちがい」と差別をめぐる問題について、文理両サイドの人類学者が一堂に会し、考えます。

シンポジウム動画(youtube)

イベント概要

日時 2020/10/11(日)14:00-16:00
開催地 オンライン開催
対象 どなたでも参加できます。
定員 約---名(先着順)
プログラム
14:00 開会あいさつ
山極壽一*(日本学術会議前会長)
14:10 第一部 講演
司会:窪田幸子*(神戸大学)
横浜中華街から考えるゼノフォビア(外国人嫌悪)
陳天璽(早稲田大学)
健康希求行動が生み出す差別
増田研(長崎大学)
感染症と人類 - ゲノム研究の視点から
徳永勝士*(国立国際医療研究センター)
BLM運動から考える身のまわりの人種差別
竹沢泰子*(京都大学)
差別をどう乗り越えるのか - 人類史の視点から
海部陽介(東京大学)
15:20 第二部 パネル討論
司会:高倉浩樹**(東北大学)
パネリスト:
山極壽一*
中谷文美*(岡山大学)
斎藤成也*(国立遺伝学研究所)
松田素二*(京都大学)
16:00 閉会
* 日本学術会議連携会員 ** 日本学術会議会員
 申込み 参加無料・10月9日(金)までに以下のフォームからお申込みください。
参加申し込みフォーム
もしくはポスター掲載の二次元バーコードからもお申込みできます。
 問い合わせ jinruisympo*gmail.com (2020人類学合同シンポジウム組織委員会)(*を@に変更)
備考 主催:日本学術会議 地域研究委員会、文化人類学分科会、多文化共生分科会、基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同自然人類学分科会