公開シンポジウム「複合災害への備え- withコロナ時代を生きる」

 新型コロナウィルスの感染拡大は日本全国、全世界に及んでいます。感染症への対策は続けねばならず、この間に生じる自然災害によって起こる複合災害にも警戒が必要です。防災学術連携体(防災に関わる58の学会が日本学術会議を要として集まった組織)は、沖縄の梅雨入りが近い5月1日に、市民への緊急メッセージ「感染症と自然災害の複合災害に備えてください」を発表しました。
 日本は災害の多い国であり、南海トラフ地震、首都直下地震のみならず、気候変動の激化による豪雨災害にも備えねばなりません。「with コロナの時代」に生きる私たちは、今後どのように複合災害に備えていくべきでしょうか。医療、気象、河川、地震、土木、建築、都市計画などの分野の専門家が集まり、知恵を結集して議論するとともに、一般市民への展開を図ります。

イベント概要

日時 2020年10月 3日(土) 13:30-15:00
開催地 オンライン開催(オンラインぼうさいこくたい特設サイト)
対象 どなたでも参加いただけます
定員 定員はありません
参加費 無料
プログラム
総合司会 田村 和夫(日本学術会議連携会員、建築都市耐震研究所代表)
13:30 趣旨説明
和田 章(日本学術会議連携会員、東京工業大学名誉教授)
【講 演】
13:35 新型コロナ感染症との戦い
大友 康裕(日本災害医学会代表理事、東京医科歯科大学教授、防災学術連携体代表幹事)
13:45 気候変動と今年の気象災害
中村 尚(日本学術会議第三部会員、東京大学教授)
13:55 水害と複合災害
小松 利光(日本学術会議連携会員、九州大学名誉教授)
14:05 震災と複合災害
平田 直(日本学術会議連携会員、東京大学名誉教授)
【ディスカッション】
14:15 「複合災害への備え- with コロナ時代を生きる」
講演+コーディネータ
 米田 雅子(日本学術会議第三部会員、慶應義塾大学特任教授、日本学術会議防災減災学術連携委員会委員長、防災学術連携体代表幹事)
パネリスト
 講演者4名(大友 康裕、中村 尚、小松 利光、平田 直)
14:55 閉会挨拶
森本 章倫(日本都市計画学会副会長、早稲田大学教授、防災学術連携体副代表幹事)
 申込み 参加費無料・事前申込不要
 問い合わせ 中川 寛子(米田事務所)
TEL:03-5876-8461
Mail: hisyo*yoneda-masako.com(*を@に変更して送信して下さい)
備考 主催:日本学術会議 防災減災学術連携委員会、土木工学・建築学委員会
共催:防災学術連携体