公開WEBシンポジウム「分子科学研究所所長招聘会議「光り輝く博士課程卒業生」」

日本学術会議化学委員会、分子化学研究所、および日本化学会戦略企画委員会の合同開催会議として毎年開催し、化学分野における種々の重要課題を取り上げて議論し、報告、提言をしてきた。欧米の製薬企業では博士号を持たない人は一人前の研究者として扱われない。その「理由」を明らかにし、国際的観点から見た博士の重要性、国力・研究力の維持向上等、技術立国日本の近未来への指針について議論する。 なお、本会議は、COVID-19が拡散している深刻な情況を鑑み、WEBによる公開シンポジウムとして開催する。

イベント概要

日時 2020/6/3(水)13:00-17:00
開催地 オンライン
対象 どなたでも参加いただけます。
定員
プログラム
13:00 挨拶
 川合 眞紀(日本学術会議第三部連携会員、分子科学研究所所長)
13:05 報告
 加藤 昌子(日本学術会議第三部会員、北海道大学大学院理学研究院教授)
13:15 趣旨説明「博士課程の目指すこと・その評価、中国の2020年改革に学ぶこと」
 中村 栄一(日本学術会議第三部会員、東京大学理学系研究院教授)
13:45 講演「若手研究者の活性化に向けて:CSTIの施策を中心に」
 橋本 和仁(物質・材料研究機構(NIMS)理事長)
14:15 講演「博士課程卒業生への期待」
 小林 喜光(三菱ケミカルホールディングス会長)
14:45 休憩
15:00 講演「データからみる日本の博士人材の現状と課題」
 磯谷 桂介(文部科学省 科学技術・学術政策研究所(NISTEP)所長)
15:30 講演「企業での経験と今の自分」
 草本 哲郎(分子科学研究所准教授)
16:00 講演「化学分野での博士の活躍状況、博士課程で学んで欲しいこと」
 長瀬 公一(東レ経営研究所)
16:30 総合討論
 申込み 参加申し込みフォーム
 問い合わせ 岡本 裕巳(aho*ims.ac.jp(*を@に変更))
備考 主催:日本学術会議化学委員会、大学共同利用機関法人自然科学研究機構分子科学研究所、公益社団法人日本化学会戦略企画委員会