文化人類学分科会・多文化共生分科会・自然人類学分科会 合同シンポジウム ヒト/ひとの「ちがい」って何だろう 人類学者が文理融合で語るグローバル化時代の日本

本シンポジウムは、参加者の安心に配慮し、延期することに致しました。
新しいシンポジウム開催日は、別途ご連絡させて頂きます。



日本社会において国際化・多様化が急速に進むなか、異なる背景をもつ人どうしが接触する機会が増している。そのような場合、身体的特徴、あるいは文化的慣習が「ちがう」と感じることも多いのではないだろうか。ヒトが「ちがう」とはどういうことか。何が「ちがう」のか。そもそも本当に「ちがう」のだろうか。
本フォーラムでは、日本列島に住む人々が、自分と異なる背景をもつ隣人たちをよりよく理解するための一助となるように、会場の参加者と人類学の知見を共有し、共生のあり方をともに考えたい。第一線で活躍する文化人類学者と自然人類学者による文理融合のコラボレーションが実現する貴重な機会となるであろう。

イベント概要

日時 2020/3/1(日)13:30-17:00
開催地 日本学術会議講堂
(東京都港区六本木 7-22-34)
対象 どなたでも参加いただけます
定員 約340名(当日先着順)
プログラム:
13:30 開会のあいさつ
山極壽一(自然人類学分科会委員長;京都大学)
13:35  趣旨説明
竹沢泰子(多文化共生分科会委員長;京都大学人文科学研究所)
13:40 海部陽介(国立科学博物館・人類研究部)
ホモ・サピエンスの歴史から理解するヒトの多様性
14:00 斎藤成也(国立遺伝学研究所・琉球大学医学部)
DNAレベルにおけるヒトの進化 小さな「ちがい」にこだわるわれわれ
14:20 木村亮介(琉球大学医学部)
ヒト集団間の形質のちがい
14:40 竹沢泰子
人のカテゴリー化と「ちがい」
15:00 陳天璽(早稲田大学国際教養学部)
血・骨・肉”のイメージは何処に?-横浜中華街の路地裏から
15:20 松田素二(京都大学文学研究科)
文化の「ちがい」をどう考えるか
15:40-15:55 休憩
15:55-16:55 コメントおよび質疑応答
山極壽一
田辺明生(東京大学総合文化研究科)
16:55 閉会のあいさつ
高倉浩樹(文化人類学分科会委員長;東北大学東北アジア研究センター)
 申込み 入場無料・申し込み不要
 問い合わせ 京都大学人文科学研究所・竹沢泰子
jinshukaigi*gmail.com
(*を@に変更して送信して下さい)
備考 主催:日本学術会議地域研究委員会文化人類学分科会、多文化共生分科会、基礎生物学委員会・統合生物学委員会合同自然人類学分科会