公開シンポジウム「デジタル・AIが拓くスマート歯科医学・歯科医療の未来」

 本シンポジウムは、日本矯正歯科学会との共催により、一般市民向け公開企画として開催され、デジタル技術とAIがもたらす歯科医学・歯科医療の最前線を、第一線の研究者の講演を通じてわかりやすく紹介し、未来の医療の姿を共に展望することを目的とする。超高齢社会において、「健康寿命」及び「幸福寿命」の延伸を支える鍵として口腔の健康が注目される中、歯科医療は従来の治療中心から、予防・予測・先制へと大きく変革しつつあり、その基盤としてAI、ビッグデータ、バイオインフォマティクス等を融合したデジタルトランスフォーメーション(DX)の推進が不可欠である。
 本シンポジウムでは、今後の歯科医療及び歯学研究においてAIを活用する意義と課題、画像生成AIやAIエージェントを活用した材料開発、骨のリモデリングや代謝を再現するin silicoバイオメカニクスなど、分野横断的な最先端の知見が紹介される。これらは、歯科医学と情報科学、材料科学、生命科学の融合により、新たな医療の可能性が切り拓かれつつあることを示すものである。
 専門性の高い研究内容を一般市民にも開かれた形で共有し、「食べる・話す・暮らす」という人間の基本的営みを支える歯科医療の価値を再認識するとともに、AI時代における医療のあり方を共に考える場とする。学術と社会をつなぐ対話を通じて、誰もが生涯にわたり健やかで豊かな生活を享受できる未来社会の実現を目指す。

イベント概要

開催日時 令和8(2026)年10月15日(木)15:30 〜 17:00
開催地 パシフィコ横浜国立大ホール(神奈川県横浜市西区みなとみらい1丁目1−1)(ハイブリッド開催)※日本矯正歯科学会学術大会参加者以外の方は、オンライン視聴のみとなります。
対象 どなたでもご参加いただけます
プログラム

1)開会挨拶

15:30
村上 伸也(日本学術会議第二部会員(第25・26期)/大阪大学名誉教授)
新井 一仁(公益社団法人日本矯正歯科学会理事長/日本歯科大学生命歯学部歯科矯正学講座教授)

2)講演

座長:山城 隆(日本学術会議連携会員(第26期)/大阪大学大学院歯学研究科教授/公益社団法人日本矯正歯科学会診療ガイドライン策定委員会委員長)
後藤 多津子(日本学術会議連携会員(第26期)/東京歯科大学歯科放射線学講座教授)
15:35 『AIが拓く歯科医学研究の新展開と今後の展望』
山口 哲(大阪大学大学院歯学研究科教授)
16:00 『材料開発における画像生成AIおよびAIエージェントの可能性』
小山 敏幸(日本学術会議連携会員(第26期)/国立研究開発法人物質・材料研究機構構造材料研究センター計算組織設計グループNIMS招聘研究員)
16:25 『骨リモデリングのデジタル再構築』
安達 泰治(日本学術会議連携会員(第26期)/京都大学医生物学研究所副所長・教授)
16:50 まとめ

3)閉会挨拶

16:55
樋田 京子(日本学術会議第二部会員(第26・27期)/北海道大学大学院歯学研究院口腔病態学分野血管生物分子病理学教室教授)
コーディネーター:森山 啓司(日本学術会議第二部会員(第26・27期)/東京科学大学大学院医歯学総合研究科顎顔面矯正学分野教授)
 申し込み 参加費無料・事前申込不要
 問い合わせ先 第85回日本矯正歯科学会学術大会運営事務局
E-mail: jos-meeting(a)intergroup.co.jp ※(a)を@にしてお送りください。
備考 主催:日本学術会議歯学委員会、臨床系歯学分科会、病態歯学系分科会、基礎系歯学分科会
共催:公益社団法人日本矯正歯科学会
後援:日本生命科学アカデミー(申請予定)