公開シンポジウム「持続可能な未来を築く物質・構造・機能 -資源リサイクル、カーボンニュートラル、食物問題の解決に向けて-」
「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals:SDGs)」は、2030年までに達成すべき課題を掲げたものである。しかし、たびたび起こる地域紛争や感染症、資源・環境問題の深刻化により、その実現は危ぶまれている。
持続可能な社会の構築には、新たな機能を持つ物質を創成し、革新的な技術を生み出すことが不可欠である。物質の構造が多様な機能を生み出すことを再認識し、基礎科学の知見をもとに新たなイノベーションを創出していく必要がある。
本シンポジウムでは、プラスチックリサイクル、バイオ燃料生産、光合成の分子機構、植物の栄養吸収、CO2回収技術といった最先端の研究を通じて、物質創成科学が持つ可能性を探る。資源循環の観点から、プラスチックの持続可能な再利用技術や、未利用資源を活用したバイオ化学品・燃料生産手法を紹介する。
さらに、光合成の水分解機構や植物の鉄吸収メカニズムの解明が、エネルギー変換技術や食糧問題の解決にどのように貢献し得るかを議論する。また、大気中からの直接的CO2回収技術がカーボンニュートラルの実現に果たす役割についても取り上げる。
日本学術会議が主催する本シンポジウムを通じて、物質創成科学による革新を広く世界に発信し、持続可能な社会の実現に向けた科学技術の重要性を次世代の研究者へと伝えていくことを趣旨とする。
持続可能な社会の構築には、新たな機能を持つ物質を創成し、革新的な技術を生み出すことが不可欠である。物質の構造が多様な機能を生み出すことを再認識し、基礎科学の知見をもとに新たなイノベーションを創出していく必要がある。
本シンポジウムでは、プラスチックリサイクル、バイオ燃料生産、光合成の分子機構、植物の栄養吸収、CO2回収技術といった最先端の研究を通じて、物質創成科学が持つ可能性を探る。資源循環の観点から、プラスチックの持続可能な再利用技術や、未利用資源を活用したバイオ化学品・燃料生産手法を紹介する。
さらに、光合成の水分解機構や植物の鉄吸収メカニズムの解明が、エネルギー変換技術や食糧問題の解決にどのように貢献し得るかを議論する。また、大気中からの直接的CO2回収技術がカーボンニュートラルの実現に果たす役割についても取り上げる。
日本学術会議が主催する本シンポジウムを通じて、物質創成科学による革新を広く世界に発信し、持続可能な社会の実現に向けた科学技術の重要性を次世代の研究者へと伝えていくことを趣旨とする。
概要
| 開催日時 | 令和7(2025)年7月20日(日)13:00 ~ 16:40 |
|---|---|
| 開催地 | オンライン開催 |
| 対象 | どなたでもご参加いただけます。 |
| 参加費 | 無料 |
| 申込方法 | 下記リンク先URL,またはポスター上部のQRコードより登録をお願いします。 参加申し込みフォームへのリンク |
| 備考 | 主 催:日本学術会議化学委員会・物理学委員会合同結晶学分科会、化学委員会IUCr分科会 共 催:一般社団法人日本結晶学会、日本結晶成長学会 |
プログラム
- 13:00~13:05 開会の辞
- 杉山 和正(一般社団法人日本結晶学会会長/東北大学名誉教授)
- 13:05~13:10 趣旨説明
- 中川 敦史(日本学術会議連携会員/大阪大学蛋白質研究所教授)
- 13:10~13:40
- 座長:西堀 麻衣子(日本学術会議連携会員/東北大学国際放射光イノベーション・スマート研究センター(兼任)多元物質科学研究所教授)
- 講演「物質循環と循環経済におけるプラスチックリサイクルの役割」
- 吉岡 敏明(東北大学大学院環境科学研究科教授)
- 13:40~14:05
- 座長:栗原 和枝(日本学術会議連携会員/東北大学未来科学技術共同研究センター(兼任)多元物質科学研究所教授)
- 講演「樹脂分解触媒の開発とケミカルリサイクルへの展開」
- 野崎 京子(東京大学大学院工学系研究科教授)
- 14:05~14:30
- 座長:小島 優子(日本学術会議連携委員/三菱ケミカル株式会社分析物性研究所主幹研究員)
- 講演「カーボンニュートラルを目指した未利用資源からのバイオ化学品、バイオ燃料の生産技術の開発」
- 乾 将行(公益財団法人地球環境産業技術研究機構(RITE)グループリーダー)
- 14:30~14:40 休憩
- 14:40~15:10
- 座長:上村 みどり(日本学術会議連携会員/特定非営利活動法人情報計算化学生物学会CBI研究機構量子構造生命科学研究所所長)(予定)
- 特別講演「動的構造解析から解明される光合成水分解反応の機構」
- 沈 建仁(岡山大学異分野基礎科学研究所長)
- 15:10~15:35
- 座長:山下 敦子(日本学術会議連携会員/大阪大学蛋白質研究所教授))
- 講演「イネ科植物が土壌から鉄を吸収するメカニズムの解明と応用」
- 村田 佳子(公益財団法人サントリー生命科学財団生物有機科学研究所特任研究員)
- 15:35~16:00
- 座長:福島 孝典(日本学術会議第三部会員/東京科学大学総合研究院教授)
- 講演「ユビキタスCO2回収に向けた大気からの直接的CO2回収技術の開発とその意義」
- 藤川 茂紀(九州大学カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所教授)
- 16:00~16:30 総合討論
- 進行:
井上 豪(日本学術会議連携会員/大阪大学大学院薬学研究科創成薬学専攻教授)
- 16:30~16:40 閉会の辞
- 菅原 洋子(日本学術会議連携会員/北里大学名誉教授)
お申込み・お問い合わせ先
大阪大学大学院薬学研究科 竹市未帆:takeichi★phs.osaka-u.ac.jp ※★を@に変えて下さい