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記憶はどこに蓄えられるのかな? |
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脳をつくっているものに、ニューロン、つまり神経細胞というものがある。
ここでは、本を読んだりして、ものを覚える時の記憶についての説明じゃ。 |
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人間の脳の表面には、2~3ミリの幅で大脳皮質(だいのうひしつ)という部分があります。この部分にはニューロンが約140億個もびっしり密集していて、長いひげを絡ませるようにしてつながりあっています。これが脳の中のニューロンネットワークです。
人間がものを考えたり、覚えたり、行動を起こしたりするとき、このネットワークに情報(電気信号)が流れて、脳が指令を出します。 「ものを覚える」ときは、このネットワークに情報(電気信号)が流れて、そのつながりが強くなり、記憶が脳の中にファイルされるのではないかと言われています。 |
ペンフィールドの「実験」のエピソードは、昔、曲を覚えたときに作られたネットワークが脳の中に埋もれていて、与えた電気刺激でその回路に電気が流れ、記憶がよみがえったのではないかと言われておるんじゃよ。 |