 |
 |
 「こんにちは、博士」 |
 |
「今日は、少し早いんじゃないかな?クラブさぼったのか?」 |
 |
「ううん、今日は部活休みだしそれに教えて欲しいことがあるんだ!」 |
 |
「ほほう。今日は何について知りたいのかね?」 |
 |
「新聞に”ヒトゲノム”の解読があと1~2年で終わるって書いてあったんだ。それで”ヒトゲノム”っていうか ”ゲノム”っていったい何だろうと思って。」 |
 |
「そうかい”ゲノム”に興味を持ったのかい。ゲノムは人間にとってとても大事なことじゃからな。ゆうき君にもわかるよう教えてあげよう。いっしょに探究してみようじゃないか。」 |
 |
「やった!ありがとう」 |
 |
 |
「ただし、ワシが発明したこの装置をつけてみてくれるかの。」 |
 |
 |
「なんだ、この機械?」 |
 |
「このイヤホンとマイクを使うと、普通では話のできないものと話ができるのじゃよ!言ってみれば『魔法のイヤホン』てところだな。」 |
 |
「博士っていろんな物を発明するんだね。」 |