ゲノムについて
日本学術会議・おもしろ情報館目次へ
1.ゲノムってなあに?
ゆうき みなさん、はじめまして!
僕は中学1年生の「ゆうき」といいます。毎日、クラブに勉強に忙しいけど、中学生になってから毎朝必ず新聞を読むようにしてるんだ。 新聞を読むようになって、最近、気になっているのが「ヒトゲノム」の話。だけど、僕にはちょっと難しいみたい。新聞だけじゃなくて、テレビで「ヒトゲノム」についてやっているときはみてみるんだけど、「遺伝子」とか「DNA」とか 難しい言葉がたくさん出てきて、よくわからないことが多いんだよね。みなさんはどうですか?
イラスト:おもしろ館ところで、僕はよく学校の帰り道にある「おもしろ館」へ寄り道しています。おもしろ館には、「おもしろ博士」って呼ばれているちょっと不思議な博士がいて、何でも知っているから、いつもいろいろ教えてもらっているんだ。 で、今日は、博士に、ヒトゲノムについて聞いてみようと思います。

ゆうき
「こんにちは、博士」
おもしろ博士 「今日は、少し早いんじゃないかな?クラブさぼったのか?」
ゆうき 「ううん、今日は部活休みだしそれに教えて欲しいことがあるんだ!」
おもしろ博士 「ほほう。今日は何について知りたいのかね?」
ゆうき 「新聞に”ヒトゲノム”の解読があと1~2年で終わるって書いてあったんだ。それで”ヒトゲノム”っていうか ”ゲノム”っていったい何だろうと思って。」
おもしろ博士 「そうかい”ゲノム”に興味を持ったのかい。ゲノムは人間にとってとても大事なことじゃからな。ゆうき君にもわかるよう教えてあげよう。いっしょに探究してみようじゃないか。」
ゆうき 「やった!ありがとう」
おもしろ博士 「ただし、ワシが発明したこの装置をつけてみてくれるかの。」
ゆうき 「なんだ、この機械?」
おもしろ博士 「このイヤホンとマイクを使うと、普通では話のできないものと話ができるのじゃよ!言ってみれば『魔法のイヤホン』てところだな。」
ゆうき 「博士っていろんな物を発明するんだね。」
  Next

Copyright 2001 SCIENCE COUNCIL OF JAPAN