 |
 |
 |
頭を使っている時って、脳の中では何が起こっているの? |
 |
ニューロンから別のニューロンに電気信号が流れておるんじゃよ。 |
 |
脳が働くときには、ニューロン(神経細胞)の樹状突起(じゅじょうとっき)から細胞体をへて、軸索(じくさく)を通り、次の樹状突起へとインパルス(電気信号)が流れます。このようにしてインパルスがニューロンネットワーク上を流れていき、情報が伝えられる仕組みになっています。
病院で頭に電極を付けて「脳波」をとりますが、「脳波」は、ニューロンネットワークを流れたインパルスを外からキャッチしたものです。 |
|
 |
 |
 |
 |
 |
電気信号はどうやって次の細胞に伝わるの? |
 |
ニューロンの間にはすき間があって、そこで信号の受け渡しをするんじゃ。 |
 |
軸索と樹状突起が接続した部分には「すき間」があり、つながっていません。このすき間を「シナプス」といいます。 インパルス(電気信号)がシナプスまで来ると、手前の細胞から「神経伝達物質」とよばれる化学物質が出て、次の細胞にある「レセプター」というグローブのようなものでキャッチされます。その量が一定以上になったとき、次の細胞に電気信号が生まれ、インパルスが伝わる仕組みになっています。 |
|
 |
 |
 |
|
 |
 |
 |
|