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ぼくたちは、テストの前にいろんなことを覚えたり、テストのときに答えを考えたりしてるよね。でも、どうして脳はそういうことができるのかな? |
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「ものを覚える」「考える」といった高度なことを脳ができるのは、脳の中にニューロン、つまり神経細胞というものがあるからなんじゃ。今回は、このニューロンについて説明しようかの。 |
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●●● ニューロン(神経細胞)とは!? ●●●
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脳全体には、1000億個のニューロン(神経細胞)があると言われています。ニューロンには、2種類の「ヒゲ」があります。細胞体の周りにある短いヒゲの「樹状突起(じゅじょうとっき)」と、細胞体からのびた長いヒゲの「軸索(じくさく)」です。軸索は長いもので数十センチもあり、別のニューロンの樹状突起とつながっています。このようにニューロンはつながりあい、複雑なニューロンネットワークを作っています。
私たちがものを覚えたりして脳を使っているとき、このニューロンネットワークが太くなったり、機能を高めたり、新しくできたりします。
こうしてできたネットワークこそが、「記憶」の正体なのです。 |
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