物理教育・理科教育の現状と提言 | ||||||||
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現在の我が国の学生の学力低下には深刻なものがあり、大学段階の教育の責任を担う教育・研究の専門家集団としても、この状況に強い関心をもたざるを得ない。この現状に対応すべく、物理教育・理科教育について検討して問題点を明らかにし、大学教育の効果を十分あげるための有効な方策を探った。 |
1.高校卒業生のあきらかな学力低下の現実
2.度重なる学習指導要領の改訂とその問題点
3.学習指導要領と大学教育のミスマッチ
4.教科書検定の問題点
5.大学入学試験による安易な解決の影響
6.大学基礎教育の弱体化
7.教育への国家投資の貧弱さ
1.大学人・研究者も初等中等教育についての充分な認識を
2.教科書検定の拘束の緩和を
3.大学入試による影響力発動には高校の実情に十分な配慮を
4.初等中等教育の内容を十分に認識した上での高等教育を
5.大学の教育体制の整備を
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物理教育,理科教育,初等中等教育,学習指導要領,カリキュラム,大学基礎教育,教科書検定, 教育予算,大学入学試験,国家投資,学力低下 関連研究機関・学協会 日本物理学会 |
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