国際関係法学の教育研究環境の現状 | ![]() |
|||||||
|
国際関係法学研究連絡委員会は、これまでに、「国際法、国際私法及び外国法の情報・資料の整備並びに利用方法について」(14期)、「国際関係法の開講状況」(15期)、「大学院における国際関係法に関する研究教育の現状と課題」(16期)という一連のアンケート調査とその分析を行ってきた。 これは,いわゆる国際化の進展に伴って,国際関係法学の授業科目わ開設する大学・大学院が急速に増加し,この分野の研究者も増加したために,こうした状況について検討を加え,より良き発展の方向を探る必要から求められたものであった。 17期では、こうした過去の調査研究をふまえて、国際関係法学の教育研究環境の現状を多角的に調査、検討することにした。 |
1. | 国際関係法学専攻の大学院生の指導、受入れ、授業科目、学位取得の促進については改善すべきことが多い。 |
2. | 研究者の研究環境については、特に図書予算の確保に課題が残っている。 |
3. | コンピューター等による通信方法の変革は、研究教育に相当の便宜をもたらしたが、資料の偏在、信頼性には問題がある。 |
4. | 研究成果の公表のための出版助成の拡充が求められている。 |
5. | 国際化とはいいながら、国際学術交流の進展度には未だしの感が強い。 |
アンケート調査の結果は、ほとんど集計数やパーセンテージで示されているので、各研究者がそれら数字を参考として、自分の、あるいは機関の研究環境の整備に役立てることが可能である。したがって、研究連絡委員会としての提言は示していない。 |
目次を見る 全文HTML(80k)
全文PDFファイル(49k)
青色のキーワードをクリックすると解説文がご覧になれます。
国際関係法学,教育研究環境,アンケート調査,国際学術交流,国際関係法研究者, 模擬国際法廷,模擬国連総会,国際関係法図書館,データベース,インターネット, 研究成果公表 関連研究連絡会報告 ・「国際法、国際私法及び外国法の情報・資料の整備並びに利用方法について」(14期)、 ・「国際関係法の開講状況」(15期)、 ・国際関係法学の教育研究環境の現状「大学院における国際関係法に関する研究教育の現状と課題」(16期) |
Copyright 2001 SCIENCE COUNCIL OF JAPAN