環境学における地球化学のあり方について −地球化学分野外へのアンケート集計結果− |
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・ | 社会的・学術的期待を担い、さまざまな学術分野を融合した環境学の創成が試みられている。 |
・ | 地球化学を含む地球惑星科学は環境学の大きな部分を支える学問分野であると期待されている。 |
・ | その多方面からよせられる期待は多種多様なものである。 |
・ | 地球化学・宇宙化学のさらなる発展のためには、他分野から地球化学に寄せられる学術的な期待を知り、系統的に取りまとめる事が望まれる。 |
アンケートの内容と方法
・ | 内容の概略は、環境学の捉えかた、環境学の研究・教育における軸足の位置、地球化学と環境学のかかわり、環境学に不足している地球化学分野、環境学教育における重点の置き所、についての意見である。 |
・ | 環境学を研究・教育している所として、文教協会の全国大学一覧13年版から文系・理系を問わず、環境の字句を含む大学/学部/学科/専攻を選びだした。比較のために地球惑星科学教室/地球科学教室を加えた。 |
・ | 上記機関の学科叉は専攻を調査単位とし、309箇所(付表1)の責任者あてにアンケート(付表2)を発送した。 |
・ | 回答は担当者個人の意見とし、他分野からの意見を得る目的で、回答者が地球化学会の会員でないことを希望した。 |
意見の要約と提言
・ | 環境学は人間を中心として、人間を取り巻くさまざまな環境(自然、都市、社会、など)と人間の関わりを明らかにする学問と捉えられる。 |
・ | 環境学が独立した学問として成長できるか否かは、記述的なものから、その根底にある“法則”に類するものを見出し得るかどうかにかかっている。そこから学問としての体系化がはじまる。 |
・ | 環境学と地球化学とのかかわりは、これまで広く研究されてきた地球化学の“法則”を環境学の“法則”の一つとして位置付けることができた時、大きな飛躍が期待される。 |
1.地球惑星科学,2.地球化学,3.環境学 関連学協会 日本地球化学会、日本化学会、日本生化学会、日本分析化学会、大気環境学会、日本水環学会、 日本地質学会、日本鉱物学会、日本岩石鉱物鉱床学会、日本古生物学会、資源地質学会、 日本火山学会、日本地震学会、日本気象学会、日本海洋学会、地球電磁気・地球惑星圏学会、 日本陸水学会、日本惑星科学会 |
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